はやり廃りとは無縁に、落ち着いた家をつくり続けてきた建築家の堀部安嗣氏。だが、実はバブル経済期、前衛的な建築が次々と建ち上がっている頃に学生時代を過ごしていたバブル世代だ。同時代の建築業界をどう見ていたのか。また、そうした風潮のなかで、どのようにして自分の作風を切り開いていったのか。下山眞司氏、安藤邦廣氏、吉村順三氏、そして師となる益子義弘氏との出会いが、世間の風潮に流されない、信念を築いた。(全3回のうちの第1回)

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