東京都は、2024年を見据えた都市戦略「東京都長期ビジョン(仮称)」を年内に公表する。都市のエネルギー戦略にも言及しており、これからの日本の都市やまちづくりにも影響を与えそうだ。

 東京都は、年内に東京オリンピック・パラリンピックを1つのターゲットに置き、その先を見据えた10年間の指針「東京都長期ビジョン(仮称)」を2014年内に発表する。9月の中間報告公表、パブリックコメントを経て、目標などの実現に向けた工程表を追加する。

 エネルギー関連施策の方向性については、「12年に発表した『東京都省エネ・エネルギーマネジメント推進方針』に沿ったものになる」(東京都環境局都市エネルギー部都市エネルギー推進課長の宮武和弘氏)という。

●「東京都省エネ・エネルギーマネジメント推進方針」の概要
(資料:東京都の資料を日経アーキテクチュアで再構成)

 推進方針では、目指すべきスマートエネルギー都市の姿として、低炭素、快適性、防災力を掲げる。そして、それを実現するために、(1)省エネ技術やノウハウを最大限に活用した賢い節電・省エネ、(2)低炭素・自律分散エネルギーの利用拡大、(3)エネルギーマネジメントによる需給の最適制御の取り組みを進めていく。