米国サンフランシスコの新交通拠点「トランスベイ」建設工事で、施工を担当する大林組と、同社の米国子会社ウェブコーはBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を実施設計に加え、3Dに時間軸を加えた4Dで工程管理、さらにコスト軸を加えた5Dで原価管理を追求している。

 米国サンフランシスコの中心街で建設中の「トランスベイ」は、地下2階、地上3階建ての新交通拠点だ。長距離バスや、南のサンノゼ方面に伸びる鉄道「カルトレイン」、そして将来建設が予定されているカリフォルニア新幹線など11の交通機関を集約する複合ターミナル施設となる。

 2017年末の完成を目指して現場では、以前ここにあったバスターミナルの建物を解体。将来、鉄道のプラットホームを建設する地下約18mの深さまで、4ブロックをまたぐ大規模な開削工事を行っている。

サンフランシスコの市街地で行われているトランスベイの建設工事(写真:家入龍太)

トランスベイの完成予想断面図。長距離バスやカルトレインなど11の交通機関を集約する複合ターミナルとなる(資料:Transbay Transit Center)