「鋼構造及びコンクリート」のうち、「コンクリート」の問題を掲載します。コンクリートは、Cグループから1問題とDグループから1問題の合計2問題を選択する方式が採られています。Cグループは、材料や劣化メカニズムなどコンクリートの特性が主となり、Dグループは、耐震性能や構造形式など構造物が主となった設問になっています。

 さらに、「コンクリート」でも材料、配合設計を含めた設計、施工、維持管理など分野が分かれています。この分野の比率は大きく変わりませんので、過去の問題を分析すれば出題範囲を大まかに予測できます。過去の問題から予測される出題範囲のうち、自分の専門に近い分野を中心に知識と応用例を体系的に覚えておけばよいでしょう。

 一方、コンクリートの中でも、例えば中性化の原理など、工学的な内容の記述は時代によって変わるわけではありません。過去の論文例が参考になるでしょう。

Cグループ11問

 鉄筋コンクリート構造物のアルカリ骨材反応について、その発生メカニズム、変状例、防止対策について概説せよ。また、アルカリ骨材反応による新設構造物の被害防止対策における課題とその解決策について述べるとともに、その他の要因との複合劣化防止に対するあなたの意見を述べよ。


Cグループ12問

 コンクリート構造物の竣工検査で用いることのできる非破壊検査方法について、測定の対象・方法が異なるものを二つ挙げ、その使用目的と現状の課題について概説せよ。また、「品質確保の信頼性向上」の観点から、それらの課題の解決策を考察するとともに、今後、竣工検査に非破壊検査をどのように取り入れるのがよいか、あなたの意見を述べよ。


Cグループ13問

 鉄筋コンクリート構造物において経年的に生じる劣化(荷重によるものを除く)を三つ挙げて、発生メカニズムと影響因子を概説せよ。また、その一つについて適した予防工法、補修工法を一つずつ挙げて、適用にあたっての考え方を記し、現状の課題とその解決策についてあなたの意見を述べよ。


Cグループ14問

 コンクリート現場内でのコンクリートの運搬・打ち込み・締め固め・養生の各段階のうち、二つについてコンクリートの品質を確保するために必要な管理について概説せよ。また、それらに関して品質確保が難しい現場条件を一つ挙げ、施工管理上の技術的課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。

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