「土質及び基礎」は毎年10問程度出題され、そのうちの2問を選択するパターンです。

 出題範囲は大きくは変わりませんので、過去の問題を分析すれば出題は予測できます。「土質及び基礎」のように広い分野をカバーしていると、そのすべてに対して勉強するのは不可能です。したがって、過去の問題から予測される出題範囲のうち、自分の専門に近い分野を中心に知識と応用例を体系的に覚えておけばよいでしょう。

 さらに、例えば圧密の原理など、工学的な内容の記述は時代によって変わるわけではありません。過去の論文例が参考になるでしょう。

第1問

 市街地から離れた、騒音や振動に対する制約のない地域に渡河橋の建設が計画されている。上部工は橋長180m、全幅員11mの3径間連続鋼桁橋であり、橋脚基礎は柱状体基礎で計画されている。基礎の計画に関して以下の問いに答えよ。なお、解答は各問いにつき1枚程度を目安とする。

(1)柱状体基礎は、ケーソン基礎、鋼管矢板基礎および地中連続壁基礎に分類される。各基礎形式の設計・施工上の特徴を述べよ。

(2)模式図の条件において、適用できる柱状体基礎の形式を一つ選定し、基礎の概略形状を図示するとともに、選定理由および施工上の留意点について述べよ。

(3)(2)で選定した基礎形式の詳細設計および施工計画の立案において、必要と考えられる地盤調査・試験項目を挙げてその内容を述べよ。

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