「土質及び基礎」は毎年10問程度出題され、そのうちの2問を選択するパターンです。

 出題範囲は大きくは変わりませんので、過去の問題を分析すれば出題は予測できます。「土質及び基礎」のように広い分野をカバーしていると、そのすべてに対して勉強するのは不可能です。したがって、過去の問題から予測される出題範囲のうち、自分の専門に近い分野を中心に知識と応用例を体系的に覚えておけばよいでしょう。

 さらに、例えば圧密の原理など、工学的な内容の記述は時代によって変わるわけではありません。過去の論文例が参考になるでしょう。

第1問

 地中内応力および室内土質試験に関し、以下の設問に答えよ。

(1)地盤を自重のない半無限等方均質な完全弾性体としたとき、図-1のように長方形載荷面に等分布荷重qが作用する場合、この長方形の隅角N’直下の深さZにおけるN点での地中内応力は次式で求められる。

 ここでIσはパラメータm、nから与えられる影響値であり、表-1のとおりである。この方法を用いて、図-2に示す等分布荷重q=100kN/m2が作用する点A'の直下4mにおける点Aでの地中内応力を求めよ。

(2)土の一軸圧縮試験において試料土の種類や状態など留意すべき事項を挙げ、それらが試験結果に与える影響を説明せよ。

(3)土の三軸試験の圧密過程におけるKo条件について説明するとともにせん断強さに与える影響について述べよ。

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