日経BP社が主催した、クイズを通して住まいの資産価値を高める知識を身に付けられる「住育エンタ!『すまいダービー』」。昨年の8月から今年の1月まで半年にわたり、毎月5レース(1レース10題)計300題の設問が出された。半年間の回答者数は1000人を超え、1レース当たり約200人(191.9人)、延べ5万7680回の挑戦が寄せられた。「住まい」についての広範囲の知識を問うクイズとしては、かなり大規模なものだ。

 第2回は個別の設問に焦点を当て、住まい手である「すまいダービー」の回答者にとっての「常識」は何だったのかを探った。今回は「誤解」をひも解いてみよう。

 まずは前回、分析に使った全設問の分布図(図1)を見てみる。全300題のうち分析対象外の158題を除いた142題について、「得点のバラつき」×「平均点」で評価し、【混乱(正解)】(対象は0題)、【常識】(同69題)、【誤解】(同10題)、【混乱(誤解)】(同63問)の4つの象限に切り分けたものだ(軸と各象限の解説は第2回を参照)。今回、詳しく見るのは、【混乱(誤解)】(得点にバラつきが大きく平均点が低い)と【誤解】(得点にバラつきがなく平均点が低い)の二つの象限にプロットされた設問だ。

(図1)「得点のバラつき」と「平均点」の分布(資料:ケンプラッツ)