パソコンを利用するなら、セキュリティ対策ソフトは不可欠だ。ただし、ほとんどのユーザーが使っているのは、数あるセキュリティ対策ソフトの中の1本だけだ。複数の製品でチェックすれば安全性は高まるが、実際には複数の製品をインストールすることは現実的ではない。しかし、今回紹介する「VirusTotal」を利用すれば、約50本ものセキュリティ対策ソフトでファイルとWebサイトを検査できる。ファイルとWebサイトの安全性を徹底的にチェックしたいユーザーには、最適なサービスなのである。

怪しいファイルやWebサイトを約50個のエンジンでセキュリティチェック

 VirusTotal(https://www.virustotal.com/)は、Googleが提供するマルウェア検出サービスだ。もともとは、2004年に創業されたスペインのセキュリティ企業だが、2012年にGoogleに買収された。複数のウィルススキャンエンジンとWebサイトスキャナによってファイルやWebサイトを検査し、ウィルスやワームを検出してくれる。もちろん、無料で利用可能だ。

 マルウェアを駆除するわけではないので、ウィルス対策ソフトに代わる存在ではないが、約50個のエンジンでチェックできて、詳細なレポートも表示できるので、怪しいファイルやWebサイトをチェックしたいとき重宝する。利用しているセキュリティソフトのセカンドオピニオン用のツールとしても活用できるだろう。

VirusTotal。Googleが提供するセキュリティ診断サービス。
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VirusTotalによるファイルの分析結果。約50本のウィルス対策ソフトによってチェックされる。
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ファイルのチェックで使用されるウィルス対策ソフト(2014年9月16日時点)
Ad-Aware、Agnitum、AhnLab-V3、AntiVir、Antiy-AVL、Avast、AVG、Baidu-International、BitDefender、Bkav、ByteHero、CAT-QuickHeal、ClamAV、CMC、Commtouch、Comodo、DrWeb、Emsisoft、ESET-NOD32、F-Prot、F-Secure、Fortinet、GData、Ikarus、Jiangmin、K7AntiVirus、K7GW、Kaspersky、Kingsoft、Malwarebytes、McAfee、McAfee-GW-Edition、Microsoft、MicroWorld-eScan、NANO-Antivirus、Norman、nProtect、Panda、Qihoo-360、Rising、Sophos、SUPERAntiSpyware、Symantec、TheHacker、TotalDefense、TrendMicro、TrendMicro-HouseCall、VBA32、VIPRE、ViRobot

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