以前、このコラムで、文書の電子化に威力を発揮する両面カラースキャナーが「ようやくMacにも対応した、うれしい」といった話を書いたことがある。今度はぐんと機能を強化した後継機種が登場してきた。PFUの「ScanSnap S1500M」。これまでMac版にはなかった名刺管理ソフトやスキャン中の各種文字自動認識機能が付き、そして何よりも毎分40ページの高速読み込みを実現した。早速試用してみたら快適度がさらにアップしてるじゃないか。

名刺管理ソフトがものぐさな私にちょうどいい

 前回コンパクト版のカラースキャナー、「ScanSnap S300」を取り上げたのは2008年4月。Mac向けのその種の製品がほとんど手に入らない状態だったから、その登場は大歓迎。Windows版には用意されている名刺読み取り機能や、上下認識機能などがMac向けには提供されていなかったのが不満だったが、穴は埋めてくれたのは朗報だった。

 今回は、その上位機種に当たるものの後継機。ScanSnap S1500Mだ。2月7日発売、価格はオープン(PFUが運営するオンラインショップでは4万9800円)、Mac版にはWindows版にはない「Acrobat Reader Professional」が同梱されていて、お得感がある(写真1)。

写真1 Macによく似合うホワイトボディー。写真はA3の文書を専用のキャリアシートに挟んで読込んでいるところ
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 読み取り速度は、読み取り時のモード(自動、ノーマル、ファイン、スーパーファイン)にかかわらずA4サイズで約20枚/分、両面スキャンしてくれるから40ページをスイスイ読み取ってくれる。しかも、天地逆さまの紙が混在していても文字認識により、ちゃんと正置してくれるので手間いらず。いろいろ制限はあるものの、名刺もかなりの精度で会社名、名前、住所、電話番号などを認識してくれ、なかなか役に立ちそうだ。受け取った名刺を名刺箱に放り込んでしまい、執筆時間よりも名刺探しの時間の方が長い私のようなものぐさには、うれしい。これまでWindows版にはこれに類する機能は既に備わっていた。

 名刺管理ソフトは「CardMinder」という単独のアプリケーションが受け持つ。スキャン後に対応ソフトを選ばせる「クイックメニュー」モードの場合は、写真のようなダイアログが出てきて、このソフトを選ぶ(写真2)。

写真2 オートマ操作の「クイックメニュー」モードにしていれば、文書をスキャンし終わったらこのメニューが飛び出してきて、ファイル保存、メール添付、印刷、名刺読取り・管理、iPhotoへの登録が選択できる
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