前回は、エクセルの関数は自動計算機のようなもので、難しく考えることはないという話をしました。しかし、どんな関数があるかや、計算に必要なデータ(引数)をどう指定すればいいかなど、実際に使おうとするとわからないことがたくさん出てきます。

 第2回となる今回は、関数を入力から引数の設定までを、実際に使いながら理解していきましょう。ここでは、国内3店舗の販売数の表から各月の全国合計を求めます(図1)。

図1 東京本店、横浜支店、大阪支店の3店舗の1月~3月のワインの販売数データ。ここから毎月の全国の合計を算出する

 早速、各月の合計を求めてみましょう。ここで使う関数は、前回も登場した「SUM関数」です。3支店の「1月」の合計販売数を求めるために、B5、D5、E5セルに「SUM関数」を入力します。セルに関数を入力するには、3通りのやり方があります。

(1)ツールバーの「オートSUM」ボタンを使う

 B5セルをマウスで選択した状態で、ツールバーにある「オートSUM」ボタンをクリックします(図2)。すると、B5セルに「=SUM(B2:B4)」という関数式が自動的に入力されます。合計する範囲もエクセルが自動的に指定してくれます。これで間違いがなければ、そのまま「Enter」キーを押せば作業は完了です。

図2 「オートSUM」ボタンを使って、合計値を計算する方法。合計を表示したいセル(B5)を選択した状態で、「オートSUM」ボタンを押せば、関数名と合計範囲が自動入力される

 なお、「オートSUM」ボタンの右横にある「▼」ボタンを押すと、「合計」以外に「平均」「データの個数」なども選べます。

[(2)「関数の挿入」機能を使う:次のページへ]

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