ここまではWordによるA4一枚文書作成の王道を解説した。だがA4一枚の奥義はこれで極まったわけではない。王道を熟知したら、今度はさらなる応用ステージへと移ろう。

 図41を見てもらいたい。見るからに複雑なレイアウトのA4一枚文書だが、実はWordで作った。

【複雑なレイアウトでも何なくこなせるワザがある】
拡大表示
図41 A4一枚に複雑なレイアウトで文章や図版を詰め込むなら、文章をすべてテキストボックスで処理する手がある。テキストボックスは飛び道具の部類ではあるが、グリッド線とスタイル機能をきちんとマスターした上で使えば極めて強力。この手の複雑なレイアウトの文書も楽勝で作れる。必ず前章の内容を理解した上で応用してほしい。ただし、複数ページの長文には向かない(ダウンロード:見本の文書練習用の書式なしテキスト、画像ファイル:(1)右上の画像、(2)中段上の画像、(3)中段下の画像、(4)右下の画像

全部がテキストボックス

 こうした“一枚ものパンフレット”のように複雑なレイアウトの文書を、PowerPointで作る人をよく見かける。しかし文章が主体の文書なら、Wordの方が機能は断然上だ。最たる理由は、テキストボックスのリンク(連結)ができるからだ。また前章で述べたスタイル機能や、グリッド線に沿って文章が流れる機能は、使いようによってはこの手の“一枚ものパンフレット”で非常に重宝する。いずれの機能もPowerPointにはない、Wordの底力といえる。

 本章のテクニックはそれらを応用した“究極の飛び道具”だ。使いこなすには、「(1)A4一枚に収めるWordの基本技」「(2)飛び道具は邪道なり、グリッドとスタイルを極めよう」「(3)「これを収めるもう少し」のためのテクニック」で解説した知識が不可欠なので、しっかり読んでから挑戦してほしい。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)登録で6月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら