オープンクラスの決勝は、ROBO-ONEではおなじみのスギウラファミリーによる「エスプレッソスギウラ」チームと、前日の格闘戦で優勝したAIR氏などが参加する「アニバーサリーマスターズ」の対戦。前半後半ともに0対0で勝負が付かず、先にゴールした方が勝ちとなる延長戦に突入した。約1分後にゴール前が開いた絶好のチャンスに、エスプレッソスギウラチームがゴールをしっかりと決めて、優勝を手に入れた。

オープンクラスには、オリジナル性のあるロボットが登場。かわいい見た目からは想像できない強烈なキック力を持つ「ぺんと(なぐ氏作成)」などが人気を集めた

オープンクラスの決勝。青いロボットのエスプレッソスギウラ対アニバーサリーマスターズ

【オープンクラス決勝の延長戦】
オープンクラス決勝の延長戦でエスプレッソスギウラがシュートを決めた

 学校対抗クラスの決勝は「日本工学院八王子専門学校」チームと、早稲田大学マイクロマウスクラブの「WMMC」チームの対戦。前半に日本工学院八王子チームが痛恨のオウンゴールで1点を失う。その後、日本工学院のエースストライカーで、予選ではハットトリックも達成したことから“ロナウジーニョ”と呼ばれる機体が奮闘するも、そのまま試合終了。WMMCチームの優勝となった。なお、日本工学院八王子チームはロナウジーニョだけKHR-2HVで、あとの2台はKHR-1。うまく動けるように調整できたのがロナウジーニョだけだったという。1台だけでここまで勝ち上がることができたのは賞賛に値する。

学生対抗クラスの決勝は「日本工学院八王子専門学校」対「WMMC」。日本工学院のチームは緑色の通称ロナウジーニョが奮闘

 やはりロボットは文句なしに面白い。独自性のある外装を施す、動作にこだわる、改造で機体を強化するなどさまざまな楽しみがある。自作キットの種類が増え、各種の動作データも配布されつつあり初心者でも手軽に楽しめるようになった。学生など若者たちのロボットに対する取り組みも目を見張るものがある。本大会のサッカー競技では学校対抗クラスの参加が8チームと最も多かった。サークルなどの仲間が集まっているためか、学校対抗クラスの予選はほかの試合と比べて大きな歓声が上がっていた。ロボットの楽しさや可能性を敏感に感じ取っているようだ。もし競技を通して、技術や知識を学ぶ意欲につながっているのだとしたら、これほど素晴らしいツールはないだろう。

前日にはプレス対抗のサッカー大会も開催された。日経エンタテインメント!のライターM氏と日経WinPCのOデスクとチームを組んだが、1回戦で敗退。対戦したロボコンマガジン+Robot Watch混合チームが優勝した

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