Webサイトは、あなたがだれかを知っている…。これは事実だ。

 名前こそ分からないが、「3日前に来てダイエット食品のページを見た人」なんてことはすぐ分かる。「また来たな。じゃあ今度はダイエット器具の広告を表示してやろう」なんて操作が、Webサイト側で自在にできるのだ。

 何だか気味が悪いが、裏にあるのは「Cookie(クッキー)」と呼ぶインターネットの技術。Web社会では欠かせないものになっており、もはやCookieに全く触れないネットサーフィンは不可能といっていい。

知らぬ間にCookieの山

 Cookieの仕組みは図1の通り。Webサーバーは、アクセスしてきたユーザーのWebブラウザーにいろいろな情報を保存するよう指令できる。例えば「38人目の見知らぬ人」なら「USER_ID=Stranger038」といった情報をパソコン側に保存しておけば、それでユーザーを識別できる。

【Cookieはサーバーからの指令で保存される情報】
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図1 Webサーバーから返ってくる情報(Webページ)にCookieが含まれている場合、ブラウザーはそれに従ってCookieをパソコン内に保存する。次回、同じサーバーにアクセスするときは、自動的に保存されていたCookieが送出される。これはWeb技術(HTTPプロトコル)の標準的な仕様

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