米Rational Softwareは5月17日,システム・インテグレータのオージス総研および米Sage IT Partnersと戦略的提携を交わしたと発表した。Rationalのパートナであるオージス総研が開発した上流/下流ツール連携ソフト「Rose Forte Link」を,Sage ITが日本以外の全世界で販売する,というのが提携の骨子。Sage ITは,同ソフトに関するサポートや教育,コンサルティング・サービスも提供する。また,RationalもリセラーとしてRose Forte Linkを取り扱う。海外製のソフトを日本で販売するというバターンはよくあるが,今回のような逆のパターンは珍しい。

 Rose Forte Linkは,Rationalのオブジェクト指向上流ツール「Rose」で作成した設計データを,米Forte Softwareのアプリケーション構築ツール「Forte(フォルテ,日本ではシリウスが販売)」に受け渡すことができるようにするソフト。Forteは,特に企業の大規模アプリケーションの開発に向くツールだ。オージス総研はRoseもForteも扱っていることから,Rose Forte Linkを独自に開発。95年から販売するとともに,インテグレーション活動にも利用している。「Rationalからの要請で,同社にRose Forte Linkを売ったこともある」(オージス総研)。

 一方のSage ITはおもに企業向けシステムを手がけるコンサルティング/システム・インテグレータ。Forteを使った開発実績も多いという。米国のほか,英国やオーストラリアに拠点を持つ。