NTT東西地域会社が提供する「117」で利用できる時報サービスが,6月10日でサービス開始50年を迎えた。

 時報サービスは,当時の日本電信電話公社(電電公社)が正確な時間を確認できるサービスとして,1955年6月10日の「時の記念日」に東京で始めた。サービス開始当初の提供番号は「223」。利用時間は午前6時から午後10時までという条件付きだった。

 その後,同年6月に横浜,10月に大阪などに拡大され,サービス提供地域は全国に広がった。サービス提供番号は地域により異なっていたが,1964年から「117」に統一された。

 55年6月10日のサービス初日の利用は約5万3000回。当初の予想1万回線を大幅に上回る人気だったという。それから50年経った現在の利用状況は,残念ながら不明。「サービスの利用状況や収入は特に測定していない」(NTT東日本)ためだ。

 なお,時報サービスの通話料は全国一律で,市内通話料金(3分8.925円)が適用される。かけっ放しにしていても,6~12分で通話が切れるようになっている。

(蛯谷 敏=日経コミュニケーション