デジタル技術を活用した、原材料在庫量計測の実証実験を開始

〜高精度かつ手軽な測定により、現場の生産性向上を目指す〜

 

 大成ロテック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:西田 義則)と株式会社富士通アドバンストエンジニアリング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:豊島 雅博)は、製造業における原材料在庫管理の適正化に向けて、2018年3月6日(火曜日)から大成ロテックの国内アスファルト合材工場(首都圏5工場)において、スマートフォンやデジタルビデオカメラで撮影した画像データを3Dモデリング化し、体積量を算出する実証実験を開始しました。

 本実証実験を通じて、大成ロテックが持つ原材料管理の運用ノウハウや知見と、富士通アドバンストエンジニアリングが新たに開発した動画データから体積を計測する技術で、作業環境のデジタル化による省力化・自動化の推進と、作業負荷軽減による現場の働き方改革に貢献してまいります。

【背景】

 従来、ストックヤードに山積みされている原材料の在庫量計測は人力で行われ、時間と手間を要しており、在庫管理を頻繁に実施することが困難でした。また、目視による測量では誤差やばらつきが生じ、正確な測定ができないため棚卸時には帳簿在庫との乖離が生じるといった課題が発生していました。

 これら課題への取組みとして、作業者の負荷を軽減し高精度な在庫量把握が可能な仕組みや、原材料の調達から生産計画の立案まで一貫した管理が求められており、その対策として基礎データとなる原材料の在庫量計測のデジタル化技術の有効性を検証する実証実験を開始しました。

【実証実験の概要について】

 1. 実施期間:2018年3月6日(火曜日)から2018年4月28日(土曜日)

 2. 対象工場:大成ロテック 国内合材工場(首都圏5工場)

 3. 実証実験イメージ

  *添付の関連資料を参照

  ※技術支援:株式会社アイヴィス(※1)

 4. 検証内容

  取り扱う原材料の保管場所や種類や材質、その形状が異なる複数の工場で、日照条件(天候や時刻)などを考慮した様々なパターンを撮影・検証し、測定に影響を与える要因の洗い出しを行うとともに、計測データを定常運用の測定結果と比較し、その測定精度や操作性などの実用性を検証します。

【今後の展開】

 大成ロテックは本実証実験を通じ、製造工場における原材料在庫適正化だけでなく、建設現場における原材料調達先との発注数量や在庫管理の適正化、産業廃棄物の保管管理などにも活用していくことで、業界全体へのIT化促進による働き方改革をリーディングしてまいります。

 富士通アドバンストエンジニアリングは、本実証実験にて体積計測に必要な手法を技術検証し、様々な業界にも導入可能となるサービス化の早期実現を目指してまいります。また、全国に強い販売チャネルを有する株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田 正美)との連携により、ICTを活用した製造現場の働き方改革を実現し、お客様や建設業界の更なる成長に貢献してまいります。

【商標について】

 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】

 注1:株式会社アイヴィス

   「ビジネスソリューション」から「エンジニアリングソリューション」まで、多岐業種・業務分野へ、画像処理・解析認識、AI技術等を活用したソフトウェアサービスを展開。

   本実証実験では、画像処理、3Dモデリング技術支援として参画。

   http://www.ivis.co.jp/

以上

 

 リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

実証実験イメージ

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0474237_01.JPG