NEC、AIを活用して大規模ネットワークの設計計画・運用業務を効率化するサービスを提供

〜高精度な予測により在庫最適化や保守効率改善を実現〜

 

 NECは、AIを活用して携帯電話の基地局と基地局制御装置をつなぐ大規模ネットワークであるモバイルバックホールの設計計画・運用業務を効率化するサービス「Advanced Performance Analytics for Transport Network」を製品化し、2018年度上期中に通信事業者向けに提供開始します。

 新サービスは、300万台以上の納入実績を有する超小型マイクロ波通信システム「PASOLINKシリーズ」の構築・運用から得たノウハウと、500件以上のAI適用実績から得たノウハウを融合して開発したものです。

 また、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」(注1)のひとつである「異種混合学習技術」を搭載したAI活用プラットフォーム「NEC Advanced Analytics Cloud with 異種混合学習」(注2)を活用し、複数のサービスメニューを提供します。

 通信事業者では、日々の運用で数十万台にのぼる通信機器から大量のログデータが生み出されています。NECは、強みを有するAIを活用してログデータから様々な予測分析を行うことで、通信機器の在庫最適化や保守効率の改善など、通信事業者のネットワーク設計計画・運用業務の効率化に貢献します。

なお、NECは既に複数の大手通信事業者と本サービスを活用した実証を実施し、効果を確認しています。

■新サービスの主な特長

 1.通信トラフィックの高精度な予測により、在庫最適化を実現

 通信事業者は、納入までのリードタイムを考慮し、数か月先の需要量を予測して通信機器の発注計画を立案しています。

 新サービスは、AIを活用して予測精度97%以上(注3)という高精度に予測した将来の通信トラフィックを基に、通信機器の需要量を提示します。通信事業者は、提示された需要量を基に、現在の在庫数やリードタイムを考慮して発注することで、在庫最適化が可能となります。

 2.パケットロスの予測により、保守効率の改善を実現

 現在、通信トラフィックの増加や周辺環境の変化にともなうパケットロスが頻発しています。通信事業者は、各地に設置された大量の通信機器から発せられたパケットロスの警報を受けてから駆け付け保守を行っており、保守工数・費用の削減が課題となっています。

 新サービスは、AIを活用して2〜3ヶ月先にパケットロスを起こす可能性のある通信機器を予測し、保守対象機器の優先順位を提示します。通信事業者は、提示された順位を基に、最適な定期保守を実施することで予防保守が可能となり、従来と比べて最大15倍(注4)の保守効率の改善を実現します。

 NECは今後、AIやTOMS(Telecom Operations and Management Solutions)、SDN(Software Defined Networking)などを活用して障害原因解析やネットワーク最適化などサービスメニューを拡充し、IoT/5G時代に向けて多様化・高度化するネットワークの自動運用の実現を目指します。

 なお、NECは本年2月26日(月)から3月1日(木)までスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2018」にて、新サービスを展示します。

以上

 ※以下は添付リリースを参照

 

◆本件に関するお客様からのお問い合わせ先

 NEC テレコムキャリア企画本部

 TEL:03-3798-6141

 

 

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添付リリース

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0472294_01.pdf