グローバル通信事業者として初の「EnOcean Alliance」正会員へ

〜電池レス・配線レスな無線通信技術「EnOcean」のさらなる活用によりIoTソリューションを強化〜

 

 NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、電池レス・配線レスな無線通信技術「EnOcean(※1)」を活用してIoT分野におけるトータルソリューション力を強化するため、2018年2月より、「EnOcean Alliance(※2)」へ正会員として加わります。

 これにより、NTT Comは、「EnOcean」センサーの最新情報や最新機器を先行的に活用することが可能となります。

1. 背景

 IoTビジネスの展開にあたり、点在するデータを、電源のない場所からも収集する必要があり、その際の通信機器の設置・配線方法や電源の確保が大きな課題となっています。

 「EnOcean」は、光・温度差・振動などの微弱なエネルギーを集めて電気エネルギーに変換する「エネルギーハーベスティング技術(環境発電技術)」を使用していることから、電池・配線・メンテナンスが不要で、既存の設備にも簡単に設置ができるため、これらの課題を解決する方法として、近年IoT分野で注目されています。

2.概要

 今回、NTT Comが「EnOcean Alliance」の正会員となることで、「EnOcean」関連サービスを提供する企業として公的に位置づけられるとともに、優先的に最新情報を得ることができるため、「EnOcean」と親和性の高いサービスの早期開発や、ソリューションの迅速な提供が可能となります。

3.今後の取り組み

 NTT Comは、ネットワーク・クラウド・アプリケーションサービスに加え、「EnOcean」センサーの提供も積極的に取り組むことで、IoTのトータルソリューション力を強化していきます。また、電池レス・配線レスな「EnOcean」を活用することで、お客さまの導入コスト・導入期間・運用稼働の削減を実現する新たなサービス企画・開発を加速し、お客さまのビジネス創造に貢献してまいります。

 ※1)「EnOcean」は、国際標準無線通信規格の一つ。電池交換不要・配線不要の規格特長を生かし、特にスマートホームやビルオートメーション分野での普及が急速に進んでおり、欧州ではビルや工場などの照明システムやセンサネットワークとして40万棟以上で利用実績がある。

  ・「EnOcean」の詳細 https://www.enocean.com/jp/technology/energy-harvesting/

 ※2)「EnOcean Alliance」は、欧米の企業が中心となり2008年に設立された団体。「EnOcean」の国際標準化を実現し、現在は、企業間の製品互換性を確保することを目的に、ビルの省エネ化、セキュリティ向上などのソリューションとして「EnOcean」を推進している。

  ・「EnOcean Alliance」の詳細 https://www.enocean-alliance.org/ja/what-is-enocean/

■関連リンク

 NTT Comの IoT Platform「Things Cloud(R)」

  http://www.ntt.com/business/services/iot/iot/iot/things-cloud.html