サイバーセキュリティシステム開発サービス市場の現状と展望

サイバーセキュリティシステム開発サービス市場は激化するサイバー攻撃への対策が進み、2016年度は前年対比111.3%の2,228.5億円、2017年度も前年対比110.1%の2,453.9億円と高成長が続くと予測。

 

 情報・通信分野専門の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京都港区、社長:有賀 章、以下ミック)は、セキュリティSI市場を捉えたマーケティングレポート「サイバーセキュリティシステム開発サービス市場の現状と展望 2017年度版」を2017年12月に発刊したと発表しました。

 同マーケティングレポートは、国内主要SI企業25社を調査し、各種サイバーセキュリティシステム開発サービスの出荷金額を捉え、2015年度から2017年度、及び2021年度までの中期予測を含めて集計・分析を行っています。また、開発形態動向(パッケージソリューション型/スクラッチ開発型)、プライベートクラウド及びパブリッククラウド環境でのサイバーセキュリティシステム開発サービスの市場規模の考察も行っています。

 サービスジャンルは下記の7分野となります。(調査期間:2017年10月〜2017年12月)

 詳細目次はhttps://mic-r.co.jp/mr/01205/

<サイバーセキュティシステム開発サービス>

 1.ゲートウェイセキュリティシステム開発サービス

 2.エンドポイントセキュリティシステム開発サービス

 3.メールセキュリティシステム開発サービス

 4.情報漏洩対策システム開発サービス

 5.認証・ID管理システム開発サービス

 6.データベースセキュリティシステム開発サービス

 7.その他セキュリティシステム開発サービス

【サイバーセキュリティシステム開発サービスの市場動向】

 今回、調査した7用途別の総合計であるサイバーセキュリティシステム開発サービス市場は、2016年度が前年対比111.3%の2,228.5億円、2017年度は前年対比110.1%2,453.9億円と予測されます。サイバー攻撃が多様化し従来のセキュリティシステムでは守りきれないケースが増えており、大手企業を中心にセキュリティシステムの強化が進んでいることなどが成長の要因となっています。【図表1 参照】

 サービスカテゴリー別での2016年度売上構成トップは、ゲートウェイセキュリティシステム開発サービスで、2016年度は前年対比109.3%の949.6億円、42.6%と最大のウエイトとなっています【図表2 参照】。サイバー攻撃の多様化と激化を受けて、多層防御の重要性が増しており複数の製品を組み合わせ強固なゲートウェイシステムを構築する企業が増加、2017年度は前年対比106.0%の1,354.2億円と堅調に推移する見込みです。

 各サービスカテゴリーの中で最も高成長しているのが、エンドポイントセキュリティシステム開発サービスで2016年度、2017年度と20%を超える成長率となっています。標的型攻撃やランサムウェアなどの被害が拡大する中、ゲートウェイ(入口)対策では守りきれずエンドポイントセキュリティを強化する流れが加速しており、今後も高い成長率が続くと予想されます。

 なお、プライベートクラウド及びパブリッククラウド環境でのサイバーセキュリティシステム開発の市場規模は2016年度が前年対比128.9%の162.7億円、2017年度は前年対比130.2%の211.8億円と大きく成長しています。AWSをはじめとしたパブリッククラウドでのシステム構築が増えており、その際にセキュリティシステムも一緒に構築するケースが多く、今後もクラウドサービスの利用が進む中で、クラウド環境でのセキュリティSIサービスの売上も大幅に伸長、2021年度は2016年度の4.2倍の683.2億円の売上と予想されます。

 同マーケティングレポートの体裁は、A4版230頁のバインダー製本(集計・分析編と個別企業個票を収録)で、価格は190,000円(税別)です。

 ※図表1・2は添付の関連資料を参照

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

図表1・2

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0469053_01.pdf