マルチベンダーな検証環境をクラウドで提供

検証を自動化するソフトウェアCloudShellを導入し、Webを通したシステム検証サービスを開始

 

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菊地 哲、略称:CTC)は、マルチベンダー環境でのシステム検証を可能にするクラウド型の検証サービスを本日から開始します。各種機材の準備や設定を自動化して遠隔からの大規模な検証を実現する米QualiSystems社製のソフトウェアCloudShellを総合検証センター「Technical Solution Center」(以下:TSC)に導入し(※)、長年の検証で蓄積したノウハウに基づきシステム検証をサービス化しました。

 情報通信事業者やクラウドサービスプロバイダなど、大規模なITインフラが必要な企業を中心にサービスを提供し、1年間で150件の提供を目指します。

 近年、AI、IoTやRPAの活用を中心として新規ビジネスの創出や働き方改革を各企業が推進しています。デジタルトランスフォーメーションに向けた取り組みでは、状況に応じた早期のサービス提供が求められますが、重要なサービスを支えるITインフラについてはある程度の初期投資も必要なため、機能の確認や検証に多くの時間が割かれています。

 CTCは、お客様のシステム導入作業の効率化を目的に、マルチベンダーのIT機器を検証する施設として2005年にTSCを開設し、現在では年間で1,200件程の検証を実施しています。

 今回導入したCloudShellは、物理的なIT機器や仮想マシンを統合的に制御し、検証に必要なサーバやストレージ、ネットワークなどを自動的に設定するソフトウェアです。検証環境の構築に関連する作業が全て遠隔で実行できるため、様々な地域からの大規模な検証を可能にします。

 CTCは、CloudShellを活用してTSCの約1,000台のIT機器の制御を自動化し、大規模システムにも対応したクラウド型の検証サービスを提供します。システムの負荷テストツールや稼働状況の測定器も制御し、環境の設定や検証内容もテンプレート化して活用することで、検証前の準備作業等に要する時間を約90%削減することができます。

 今後は、TSCでの検証やCloudShellを活用したサービス提供でノウハウを蓄積し、お客様へのCloudShellの販売やシステム構築・運用の支援などを予定しています。

 今回の発表にあたりQualiSystems社から以下のコメントをいただいています。

 QualiSystemsもCTCとパートナーシップを大変喜んでおり、お客様のデジタルトランスフォーメーションの加速を手助けするものと考えています。

 セルフサービス型で検証用の構成(blueprint)や、本番さながらの構成を自由にアクセス可能となり、開発者やテスターに、品質に対して更にスピードをバランシングし、業務改革を推進できるものと思います。

 QualiSystemsは、CTCの専門性とそのスケールを大変評価しており、Cloud SandboxのリーダーであるCloudShellが、CTCの日本企業、テレコム、サービスプロバイダーへのビジネスを更に支援していくものと望んでおります。

 QualiSystems LTD

 CEO Lior Koriant

■QualiSystems社について

 DevOpsの自動化とクラウド環境におけるsandboxソフトウェアを提供するリーディングプロバイダーです。CloudShellのプラットフォームとBlueprintのアプローチにより、Dev/Testのチーム、セールス、サポートのプロフェッショナル、アーキテクトが、オンデマンドのセルフサービス型にて、プライベートやパブリック、ハイブリッドのクラウドの本番さながらの複雑な環境にアクセスすることが可能です。現在、クラウドサービスプロバイダ、テレコム、Fortune 500とGlobal 100のいくつかの企業は、QualiSystems社のソフトウェアを利用することにより、お客様のコストの削減と生産性の更なる向上、高品質な製品及びサービスの市場への投入期間を短縮し、イノベーションを加速しています。

 https://www.quali.com/

 ※検証やシステム運用の自動化を手掛ける株式会社アドックインターナショナルからの導入です。

 ※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上