SK TelecomとHERE、自動運転車/スマートシティ向けの

位置情報サービスで提携

●Autonomous World(自動化社会)時代のサービスにおいての協業

●技術、研究、イノベーションのための「センターオブエクセレンス」を共同で設置

 

 ※本プレスリリースは2018年1月9日に米国・ラスベガスで発表したプレスリリースの日本語訳です。

 韓国最大の電気通信会社であるSK Telecom Co., Ltd.(以下、SK Telecom)と、地図と位置情報サービスのグローバルリーダーであるHERE Technologies(以下、HERE)は、自動車およびIoT(モノのインターネット)分野における幅広い技術/事業提携の計画を発表しました。

 本年1月9日から12日に米国ラスベガスで開催されたCES 2018の会期中に締結されたこの仮契約には、SK TelecomとHEREが協業により、コネクティビティ、マッピング、位置情報データに関する両社の技術を活かし、韓国の消費者と企業に新しいサービスを提供することが盛り込まれています。開発およびサービス提供の環境としては、HERE Open Location Platformの使用が予定されています。

■自動運転車向けの地図

 主な協業分野は、コネクテッドカーや自動運転車に対応した高精細度(HD)の地図と位置情報サービスとなります。

 特に両社は、韓国市場へのHERE HD Live Mapの導入を計画しています。

 HERE HD Live Mapは、自動運転車がより安全かつ効率的に走行するための高度化された地図です。地図は、プローブおよび車載センサーのデータと高度なネットワーク技術を活用して自動的に更新され、事故、通行止め、災害などの情報を車両に伝達します。SK TelecomとHEREは共同で、ほぼリアルタイムで地図を継続的に更新するデータ処理機能の開発を進める方針です。HEREは、自動車メーカー向けの総合グローバルソリューションの一環として、韓国向けのHD Live Mapをすでに開発中であり、両社のパートナーシップがこの取り組みを加速させるものと期待されます。

■自動化社会への位置情報サービス

 コネクティビティも、自動運転車内の位置情報サービスにおいて重要な役割を果たします。乗客は、新しい方法で車外の情報を検索し、インタラクティブに情報を活用できるようになります。車内デバイスやスマートフォンのインタフェースを通じて、複数の場所に立ち寄るルートを計画したり、別の交通手段への乗り継ぎを手配したりするほか、家に届く予定の小包を車に届けてもらうことも可能となるでしょう。

 HEREとSK Telecomは今回のパートナーシップを通じ、両社の強みを活かし、こうした新しいサービスを検討する予定です。SK Telecomは、消費者および企業を対象としたデジタルマップサービスでは、すでに韓国市場をリードするプロバイダーです。またHEREは、3D地図作成、屋内地図、位置情報サービスにおけるリーディング企業です。

■新しい「センターオブエクセレンス」の設置

 地図/位置情報サービスにおける協業を推進するため、両社は韓国に技術、研究、イノベーション施設となる「センターオブエクセレンス」を設置する計画も発表しました。この共同施設により、短期的成長と長期的成長の両方の機会を見出すことができるようになります。

 SK Telecomの最高経営責任者(CEO)兼社長であるPark Jung-hoは、CESでの両社の提携発表で次のように述べています。

 「物理的環境すべてがワイヤレスで接続する5Gネットワークの時代には、まずテレマティクスやコネクテッドカーが5Gイノベーションのメリットを受けることになります。地図ソリューションの世界的リーダーであるHERE Technologiesとのパートナーシップを通じ、今後も率先して道路と街でイノベーションを実現したいと思います。」

 HERE Technologiesの最高経営責任者(CEO)であるEdzard Overbeekは、次のように述べています。「未来の自動化社会の中心となるのは、高度な位置情報と先進の接続技術です。HERE TechnologiesとSK Telecomはパートナーシップを通じ、自動運転車向けのデータインフラの開発において重要な役割を果たしていきます。車が自分で走り、車内空間が家や職場の延長となるにつれ、韓国をはじめとした各国で、ドライバーや乗客を対象とした革新的な車内サービスを提供できる機会も大幅に増大します。SK Telecomとともにこうした機会を推進できることをうれしく思います。」

【SK Telecomについて】

 1984に設立されたSK Telecomは、収益でも契約者数でも韓国最大のモバイル通信事業者です。2017年9月現在、約50%の市場シェアを持ち、LTE契約者2,257万人を含め、モバイル通信契約者3,016万人を誇ります。

 2016年の収益は17兆920億韓国ウォンにのぼりました。SK Telecomは、これまで2Gから4Gまでのモバイル技術をリードし、現在は5Gに向けて着々と前進しています。また、モバイルネットワークのイノベーションを推進するだけでなく、IoT、メディア、ホーム、プラットフォームサービスも展開しています。SK Telecomは、イノベーションを実現し、他の業界大手と成長を共有することにより、インダストリー 4.0に大きく貢献する決意を固めています。

 SK Telecomに関する詳細は、http://www.globalskt.comをご覧ください。

【HEREについて】

 オープン・ロケーション・プラットフォームの企業であるHEREは、人々、企業、都市が位置情報の力を活用できるようにします。HEREは位置情報を通して世界を理解することで、都市のインフラ運営から企業の資産最適化、さらには運転者を安全に目的地に導くことまで、顧客がよりよい結果を達成できるようにします。新世代のクラウドベース位置情報プラットフォーム・サービスなどHEREの詳細はhttp://360.here.comおよびhttp://www.here.comをご覧ください。