通信データを用途・目的に応じ変換・伝送するネットワークアシスト技術の実証実験を開始

〜IoTサービスの利便性向上をめざして〜

 

 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中山泰男、以下 セコム)と日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)は、このたび、IoTサービスの利便性向上を実現するために、通信データを用途・目的に応じた形式に変換するネットワークアシスト技術を開発し、実証実験を12月19日から開始します。

 カメラなどの高機能なIoT機器が広く普及した社会では、センサデータのようなデータ量の少ない通信に加え、大容量のデータを効率よくさまざまな用途や目的に応じて届けることが必要となります。

 セコムとNTTは、高機能なIoT機器の普及や伝送データの大容量化に対応する技術の発展や新たな価値の創出をめざして2016年から共同で研究を進め、大容量データを用途や目的に応じた最適なデータ形式・容量に変換・伝送する技術を開発しました。

 本技術を活用することでIoT機器間のデータ通信を最適化し、IoTサービス事業者は回線やサーバの増強などといった特別な準備をすることなく、さまざまな利用者に大容量のデータを効率よく届けることが可能になります。

 実証実験では、東日本電信電話株式会社(以下 NTT東日本)の3棟の通信ビルを使用し、複数の拠点を有する大規模イベントを想定したカメラの映像データを、利用場面に応じ変換・伝送するネットワークアシスト技術の実用化に向けた検証を行います。

 セコムとNTTは本実証実験を通して、IoTサービス事業者の利便性の向上、高機能なIoT機器を利用した「安全・安心」かつ「快適・便利」なサービスの実現や、ネットワークアシスト技術を利用した新たなコラボレーションの拡大をめざして取り組んでいきます。

■実証実験の概要

 NTT東日本の3棟の通信ビルに、今回開発したネットワークアシスト技術を搭載したサーバを設置し、カメラからの映像データを目的・用途に合わせて変換・伝送する技術の実用化に向けた実験を実施します。

 具体的には、複数の拠点を有する大規模イベントでの警備利用という利用シーンを想定し、1台のカメラからの映像を、それぞれ「信頼性重視」「即時性重視」「映像品質変換」「過去データ利用」といった目的に応じたデータにNTT東日本の通信ビル内に設置したサーバにて変換して伝送し、本技術の有効性を検証します。

 ※参考資料は添付の関連資料を参照

●各社の役割

【セコム】

 大規模イベントでの警備等を想定したサービス提供に必要な映像データの品質変換および過去データ利用(貯留)の機能を提供します。また、検証を通じ、現場周辺や遠方など複数の場所において、映像データをそれぞれの用途・目的にあった形で受信できるかを確認します。

【NTT】

 ひとつのカメラの映像データを利用場面に応じて、信頼性重視と即時性重視の用途に分流する機能、品質変換する機能を提供します。この実験を通してネットワークアシスト技術が大容量データの効率的な伝送とIoTサービス事業者の利便性向上につながることを確認します。

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考資料

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0466557_01.pdf