TELEHOUSEアメリカがマルチクラウドデータセンター環境における自動化のために

ジュニパーネットワークスを採用

ジュニパーのバーチャルシャーシの活用により、EVPN-VXLAN技術を採用した

マルチデータセンター間を接続、

プログラマブルなOSおよび仮想化ソリューションを活用した自動化により運用効率を向上

 

 ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:古屋知弘、以下「ジュニパーネットワークス」)は本日、KDDIグループ会社として米国で堅牢かつキャリア中立的なデータセンターサービスを提供するTELEHOUSEアメリカが、複数の米国拠点を接続するマルチテナントなインフラの構築のために、ジュニパーネットワークスを採用したことを発表しました。今回、ジュニパーネットワークスのデータセンタースイッチ「QFX5100」<https://www.juniper.net/jp/jp/products-services/switching/qfx-series/qfx5100/>を導入したことにより、EVPN-VXLAN技術によるデータセンターをまたいだマルチテナントの収容と、イーサネットファブリック技術「バーチャルシャーシファブリック」およびJUNOS OS<https://www.juniper.net/jp/jp/products-services/nos/junos/>のAPIを活用したネットワーク制御の自動化により、運用負荷の軽減を実現しました。

■採用の背景

 KDDIのグローバルブランドであるTELEHOUSEアメリカは、ニューヨークとロサンゼルスに3拠点を構え、データセンターやコロケーション、国際IXなどのサービスを展開しています。TELEHOUSEアメリカでは、データセンター内外での強力なコネクティビティの確立と、安定的なネットワークの提供を重要なミッションとしています。同社は、優秀なファシリティエンジニアを揃えている一方、ネットワークエンジニアの人材が希少でした。そのため、今回のニューヨーク2拠点をつなぐ最新のネットワークインフラの増強において、多数のユーザーのマルチテナント管理とネットワークの迅速な提供を実現するための運用負荷の軽減を課題としていました。

■採用基準と効果

 これらの課題を解決するためにEVPN-VXLAN技術に注目したTELEHOUSEアメリカは、複数の機器を検証した結果、必要としていたEVPN-VXLANの機能が正常に稼働した唯一の製品であった、ジュニパーネットワークスの「QFX5100」を採用しました。同製品のイーサネットファブリック技術「バーチャルシャーシファブリック」により複数のスイッチを統合的に管理ができるため、マルチテナント環境における運用不可を軽減できることが高く評価されたほか、JUNOS(R) OS APIにより大幅な総所有コストの削減と長期的な投資対効果が向上が見込めることが決め手となりました。

 ※参考画像・製品画像は添付の関連資料を参照

 従来は旧来型の三層構造ネットワークを運用していたため、顧客の要求があるたびに物理環境で設定作業を行う必要があり、要望によっては数時間から半日程度かかっていました。今回の導入でジュニパーネットワークスの「バーチャルシャーシファブリック」を活用してSDN技術を応用し始めたことにより、1台のスイッチの設定をソフトウェア上で変更するだけでネットワーク全体に適用することができるようになりました。これにより、運用負荷が大幅に軽減され、半日の作業が最短で5分に短縮されました。

 また、TELEHOUSEアメリカは、JUNOS OSのREST APIの活用により、ネットワークの設定変更の自動化を実現しました。JUNOS OSはAPIでも多くのオペレーションを自動化できるほか、オープン技術をベースにしているため、自由度が高い点が高く評価されました。TELEHOUSEアメリカでは、コントローラを自社開発して、SDN化を図っています。JUNOS APIの具体的な活用例としては、監視ツールを自作した運用コストの低減や、管理情報のデータベース化を通じた新しい知見の獲得によるセールスやマーケティングへの貢献などがあげられます。

■今後の展望

 現在のところ、QFXによるEVPN-VXLANとバーチャルシャーシファブリックのインフラは、ニューヨークの2拠点のみで構成されています。ジュニパーネットワークスのラインアップがJUNOS OSで統一されており、展開しやすいため、TELEHOUSEアメリカでは、既存の2拠点に加えて、米国西海岸への拡張を検討しています。さらに、欧州や環太平洋地域のTELEHOUSEグループへ横展開していくことも視野に入れています。

■本リリースに対するコメント

 今回の採用にあたり、TELEHOUSEアメリカのインターネット エンジニアリング兼オペレーションズ担当バイスプレジデント 菅野晶夫氏は次のように述べています。「私たちは、先端技術を積極的に採用し、サービス品質を高めていきたいと考えています。将来性を強く感じる技術は多々ありますが、いずれも標準化には長い時間がかかります。ジュニパーネットワークスは、先進的なオープン技術をいち早く採り入れ、また積極的に標準化への取り組みを行っています。歴史あるネットワークOSと先進的なオープン技術とを併せ持つ二面性を、これからも維持し続けてほしいと感じています。」

 TELEHOUSEアメリカのオペレーションズ担当シニアマネージャ グレゴリー・グラント氏は次のように述べています。「JUNOSのAPI は非常に利便性が高く、例えば監視ツールを自作して運用コストの低減に役立てています。細かな技術的要件に合わせて、柔軟に構成できるのが気に入っています。管理情報をデータベース化して新しい知見を獲得し、セールスやマーケティングなどの高度なビジネスへとつなげていきたいと考えています。」

 ジュニパーネットワークスの代表取締役社長 古屋知弘は次のように述べています。

「自動化、冗長性、導入のしやすさといった価値をもたらす『QFX5100』のような最先端のネットワークソリューションを提供することができ、大変嬉しく思います。お客様の運用効率の向上に加え、投資対効果を高めつつ総所有コストの軽減に貢献できるよう、当社のソリューションを通じて支援させていただいております。今後もTELEHOUSEアメリカ様のビジネス要件およびお客様の需要に対して、将来にわたって対応できるような当社のネットワークソリューションの提供を通じて、密接に連携してまいります。」

■参考資料:

 * JUNOS OSに関する詳細<https://www.juniper.net/jp/jp/products-services/nos/junos/>

 * ジュニパーネットワークス データセンタースイッチ「QFX5100」に関する詳細<https://www.juniper.net/jp/jp/products-services/switching/qfx-series/qfx5100/>

 * 採用事例の詳細資料<https://www.juniper.net/assets/jp/jp/local/pdf/case-studies/3520624-jp.pdf>

■ジュニパーネットワークスについて

 ジュニパーネットワークスは、ネットワークのビジネスを変革する製品、ソリューション、サービスによって現状に挑戦しています。弊社は、自動化、柔軟性、俊敏性を備えたセキュアなネットワークと、パフォーマンス、価値を提供するために、顧客とパートナー企業と共に変革を起こしています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。

 http://www.juniper.net/jp/、J-Net(最新情報提供サイト)<http://www.juniper.net/jp/jp/community/>

 Juniper Networks、Juniper Networksロゴ、Juniper、およびJUNOSは、米国およびその他の国におけるJuniper Networks, Inc.の登録商標です。その他、記載の各名称は、各所有者に所有権があります。

 

 

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参考画像・製品画像

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