エンベデッドシステム・ソリューション市場

の中期予測を発表

■2016年度の市場規模は5.9%増の9591億円。

 引き続き自動車関連機器が市場をけん引。年平均3.8%増で推移。

■WSN市場はLPWAの進展により年平均36%増の急拡大市場へ

 

 情報・通信分野専門の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京港区、社長:有賀 章)は、国内のエンベデッドシステム・マーケットの市場実態を捉えたマーケティング資料「エンベデッドシステム・ソリューション市場の現状と展望 2017年度版」を2017年11月に発刊した、と発表しました。

 本調査は、主要エンベデッドシステムベンダー68社に面接調査を行い、その個別実態を積み上げ、その他81社の最新情報を収集し、エンベデッドシステム・ソリューション全体の市場動向と予測を分析した資料となっています。

●2016年度のエンベデッドシステムソリューション市場の売上高は約9591億円

 2016年度の、エンベデッドシステムソリューション市場の売上高は、9591億4000万円で、その内訳は、ボードコンピューターや、それらを組み込んだコンポーネントを中心とするハードウェア関連市場が2562億6000万円、ミドルウェアや開発ツールなどのソフトウェア関連市場が1561億円3600万円、アプリケーションや保守、コンサルティングなどのサービス関連市場が5467億4400万円となった。

 2015年度比でハードウェア関連市場は、10.0%増、ソフトウェア関連市場は4.9%増、サービス関連市場は4.4%増と成長しており、市場は堅調に推移している。

 特にハードウェア関連市場の成長が大きかったのは、各種制御系機器のインテリジェント化や、データ収集のニーズに伴い、組込みPCや各種センサー及びローカルエリアの情報を取りまとめるゲートウェイ需要。

 ソフトウェア関連、サービス関連市場もそれぞれ順調に成長しているが、特にサービス関連市場はアプリケーション開発に関わる人的リソース不足が目立った。人員を確保することができれば、より一層の成長も期待することができる。

●自動車関連機器が市場をけん引する構造に変化なし

 調査企業68社の以下の17項目の2016年度製品分野別売上高は、ECU(エンジンコントロールユニット)やカーナビといった売上が含まれる自動車関連機器が1834億1700万円で、全体の33.7%を占めた。

 カーナビなどの開発は減少傾向にあるが、ECUの開発は引き続き好調で、さらに先進運転システムや自動運転システムなどの開発は増加しており、引き続き自動車関連機器が市場全体をけん引していくことが予想される。

 また、注目製品分野として今回、新たに調査対象として加えた、コミュニケーションロボットや、ドローン、インフラ点検ロボットなどを対象にした社会システム型ロボットの2016年度の売上高は、8000万円で、2017年度は68.8%増の1億3500万円に成長することが見込まれている。しかし、全体における構成比は0.01%と極めて小さく、市場に与える影響は軽微である。

 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照

 

 

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リリース詳細

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0465051_01.pdf