大規模解析に特化したCAEクラウドサービスの提供を開始

〜大規模解析をスピーディーに実行〜

 

 SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下SCSK)は、製造業における大規模解析需要に対して必要な計算リソースをスピーディーに提供できるCAE関連のクラウドサービスを2017年12月1日から提供開始します。

1.背景

 製造業においてCAE(※1)を活用した予測技術は年々利用範囲が拡大しています。製品の品質向上、開発サイクルの短縮、試作量の削減によるコストダウンをはじめとして、今やCAEは製造業における企業競争力の強化には欠かすことのできない重要な役割を担っています。一方、各企業ではCAE環境のリソース不足、CAE環境増大によるデータセンターのスペース/電気容量の増加といった実機としての課題のほか、CO2排出量削減、利用ライセンスの効率化、CAE環境の運用人員不足などに対する企業としての取り組み、さらにはサプライヤーのCAE適用促進など、環境変化によるさまざまな課題が顕在化しています。そのような中、解決策の一つとして、利用量に応じて自由に設定が可能なクラウドでのCAE活用の動きが本格化してきました。

 SCSKでは、長年にわたり手掛けてきた独自のCAEアプリケーション群の実績と経験、さらには大規模解析に向けた最適化されたHPC環境を自社運営のデータセンターに設置し、これらを融合したワンストップクラウドサービスの提供を開始します。

 ※1 CAE(Computer Aided Engineering):コンピュータを活用した、工業製品の設計、試作、評価、製造工程の検討や検証手法。またはその考え方。

2.概要

 SCSKが取り扱っているCAEアプリケーション群を大規模CAE計算環境にあらかじめプリインストールしておくことにより、利用希望者に対してスピーディーに大規模計算環境を提供します。また、計算リソースは大規模解析に最適な最新のCPU、およびメモリを用意し、ノード間の通信にはInfiniBandスイッチ(※2)を採用しています。これらの大規模解析に最適化された計算環境は、繁忙期やプロジェクト対応などのクラウド利用のほか、オンプレミス(※3)環境では短期間で計算結果を出すことが難しいとされる大規模解析を高速に実施することに特に力を発揮します。

 ※2 InfiniBand スイッチ:HPC系サーバ/クラスター用の高速I/Oインターコネクトのこと

 ※3 オンプレミス:サーバやデータベースなどの情報システム機器を自社内の設備で運用すること

◆ サービス開始の段階で利用可能なCAEアプリケーション群

 *参考資料は添付の関連資料を参照

◆ CAEクラウドサービス概要図

 *添付の関連資料を参照

3.特長

 (1)SCSK取り扱いの代表的なCAEアプリケーションを大規模CAE計算環境にあらかじめプリインストール済み。

  利用者は環境構築やソフトウェアのインストール作業などの事前作業を省略し迅速にサービスの利用が可能。

 (2)大規模解析に最適化された計算環境を自社運営の国内データセンターに設置。

 (3)CAEアプリケーション、および大規模CAE計算環境をSCSKがワンストップでトータルサポート。

4.販売開始日

 2017年12月1日

5.価格

 利用するCAEアプリケーション、計算リソース、利用期間により設定(個別見積)。

6.販売目標

 今後3年間で、サービス提供社数300社を目指します。

7.今後の展開

 より幅広いユーザー需要に対応するため、利用可能なCAEアプリケーション群のラインアップ拡充や計算リソースの増強(パブリッククラウドとの連携含む)を順次提供してまいります。

 ※ 掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

 

 

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考資料

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0464913_01.JPG

CAEクラウドサービス概要図

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0464913_02.JPG