IDC Japanは2017年8月30日、国内のBDA(ビッグデータ分析)技術・サービス市場を調査し、2016年の同市場の分析結果と2021年までの予測を発表した。2016年の国内のBDA技術/サービス市場は、前年比8.0%増の高い成長率を記録し、市場規模は8860億6100万円になった。BDA技術/サービス市場は、2021年に1兆4818億8400万円となり、年間平均成長率(CAGR)は10.8%で推移すると予測している。

国内のBDAテクノロジー/サービスの市場予測(2016~2021年)
(出所:IDC Japan)
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 IDC Japanでは、BDA技術/サービス市場を、インフラストラクチャ、ソフトウエア、サービスの3つの市場セグメントに分類している。BDA技術の活用は、これまでのBIソフトを介した洞察の提示という役割から、データ駆動型のアプリケーション基盤によるビジネスプロセスの自動化へ役割を広げている。IoTやコグニティブ/AIシステムへの取り組みの広がりは、この傾向をさらに拡大するとIDC Japanは予測している。

 2021年までの市場の成長を牽引するのはサービスの市場であり、3つのセグメント市場のうち最も高い14.0%のCAGRを予測している。BDA技術の活用シーンが、従来のIT部門が主導する業務アプリケーションからビジネス部門が主導するデジタルトランスフォーメーションへと拡大していく中で、カスタムアプリケーション開発やシステムインテグレーションの必要性が高まり、エンジニアやソフトウエア開発者に対するニーズが拡大していくとみている。

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