IDC Japanは2017年9月21日、2017年第2四半期(4月~6月)のウエアラブルデバイスの世界および日本国内の出荷台数を発表した。米IDCが発行する『Worldwide Quarterly Wearable Device Tracker』のデータによると、2017年第2四半期の世界におけるウエアラブルデバイス出荷台数は、前年同期比10.3%増の2630万台となった。

2017年第2四半期の世界ウエアラブルデバイス出荷台数トップ5社(単位:百万台)
(出所:IDC Japan)
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 ベーシックウエアラブル(サードパーティー製アプリをインストールできないもの)が前年同期比0.9%減と初の前年割れを記録する一方で、Apple WatchやAndroid Wearなどを搭載するスマートウォッチが前年同期比60.9%増となった。

 また、日本国内におけるウエアラブルデバイスの出荷台数は、2017年第2四半期のデータによると、合計で約15万8000台となり、前年同期比40.2%減となった。タイプ別で見ると、腕時計型が市場の61.5%を占め、時計型が市場を牽引する傾向が続いている。

 IDC Japanによる、世界トップ5社の主な動向は以下の通り。

 Xiaomiは、低コストのデバイスを製造・展開するノウハウが卓越しているため、今四半期も主導権を維持した。IDCは、同社が衣料品/アパレル業界への傾斜を強めると予想しているが、本四半期中は靴の出荷は少数にとどまった。

 Appleのシリーズ1およびシリーズ2は、フィットネス向けという明快な用途を持つ成熟した製品であるため、同社の成長は市場を上回った。2017年後半に投入するApple Watch3とWatch OSでは、Siriに代表される多くの機能を搭載することが期待できる。

 Fitbitは移行期にある。最近の出荷減は、製品ポートフォリオが広大なわりに、リストバンドに重きを置き続けていることに由来する。

 Garminの出荷台数は前年同期比6.6%の減少だが、収益を伸ばしている。研究開発によって、ビジネス領域を健康とフィットネス以外にも拡大している。

 Fossilは初めてトップ5に入った。ファッションストアと複数のブランドの大規模な流通ネットワークを構築したことで、新しい顧客層をウエアラブル市場に引きつけた。 中でもスマートウォッチが中心的な役割を果たした。

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