アイ・ティ・アール(ITR)は2018年1月11日、統合型マーケティング支援(MA:マーケティングオートメーション)市場の規模の推移と予測を発表した。2016年度の売上金額は107億7000万円、前年度比60.7%増と大幅な増加となった。BtoB向け市場よりもBtoC向け市場のほうが伸びが大きい。

図1●統合型マーケティング支援市場の規模の推移と予測(BtoB、BtoC別)
(出所:アイ・ティ・アール)
[画像のクリックで拡大表示]

 統合型マーケティング支援(マーケティングオートメーション)は、マーケティング活動全般を支援する製品サービスである。マーケティングのプランニング、見込み客の管理、カタログ管理、パーソナライゼーション、キャンペーン管理、イベント管理などの機能を含む。

 統合型マーケティング支援の製品サービスを導入した企業の成功事例が増えたことで、ベンダーの訴求力が高まったことから、市場は大きな伸びを示した。2017年度も、参入ベンダーが増加していることから、前年度比50.4%増と高成長が続くと見ている。

 本市場を、BtoB向け市場(法人間で行われる取引のマーケティング活動)と、BtoC向け市場(法人と個人消費者の間で行われる取引のマーケティング活動)に分類すると、2016年度はBtoB向け市場が前年度比56.7%増に対し、BtoC向け市場は同63.1%増となり、BtoCの伸びがBtoBを6.4ポイント上回った。2017年度もBtoCがより好調と予測している。2021年度のBtoB向け市場は80億円、BtoC向け市場は190億円を予測している。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:SFA/統合型マーケティング支援市場2018」に詳細を掲載している。同レポートには、SFA市場、統合型マーケティング支援市場の国内全38ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

<プレスリリースへ>