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文化を変える5つの柱(3)---共感するコミュニケーション(上)

2017/10/18 飯室 淳史=B2Bハッカー

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 前回は、文化を変える5つの柱のうち「自らを破壊するリーダーシップ」について書いた。ここでは、座して覇権を奪われるくらいならば、自らを破壊してでも、産業界をも変革するリーダーの決断なくしては生き残れない、といった内容を説明した。

 今回はその3回目である。

1. 変革を邪魔するものは何か?
2. 自らを破壊するリーダーシップ
3. 共感するコミュニケーション←今回はコレ
4. 失敗から学び成長を加速する
5. 顧客目線をインストールする

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あなたはコミュニケーションできているか?

 「コミュニケーション(Communication)」の日本語訳を辞書で見ると、「通信、交信、交流、伝達、報道、文通、伝染、連絡、情報、交通」となっている。どうしても何かを一方的に伝えるだけのイメージが強く、いかにして相手に自分の言いたいことを伝えるか、が主眼になりがちのようだ。

 しかし、コミュニケーションの語源は、ラテン語のコミュニス(communis、「共通したもの」)あるいはコモン(common、「共有物」)であるといわれている。

 このコミュニケーションに関連してよくあるのは

「言っただろぉぉ!」
「あれだけ言ったのに、人の話を聞いてないね、あんた」

 と詰め寄る場面だ。

 これはコミュニケーションを発信した側がブチ切れる場面だ。

 準備に準備を重ねて非の打ち所のない完璧なプレゼンテーションをしたと思い込み、拍手喝采をもらった発信者にしてみれば、話をちゃんと聞いていない受け手が悪いやつで、頑張った自分は善となる。しかし聞いていない方が悪いのではない。ちゃんと聞いていたか、受け手がどう理解したかを確認しないまま、自分に酔いしれて立ち去った発信者側が全て悪いのだ。

 なぜなら、受け手には発信者であるあなたの話を聞かなければいけない理由はないし、好意的に積極的に傾聴する理由も何もないからだ。

 そもそもコミュニケーションとは、受け手(相手)に対して何か目的があってするものだ。

  • 相手が上司ならば承認してほしい
  • 同僚ならば協力してほしい
  • プロジェクトメンバーならば一緒に働いてほしい
  • お客様には買ってほしい
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