日立製作所のSANストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform」(VSP)は、ミッドレンジモデル(全10モデル)と、ハイエンドモデル(全3モデル)で構成する。ハイブリッド構成の「VSP Gシリーズ」と、オールフラッシュ構成として価格を抑えた「VSP Fシリーズ」がある。Fシリーズは、GシリーズからILM(階層型ストレージ管理)機能やストレージ仮想化機能を省いている。

Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)の外観
(左はミッドレンジ最上位モデルの「F900」、右はミッドレンジ最下位モデルの「G130」)
[画像のクリックで拡大表示]

 ミッドレンジモデルの商品構成は、ハイブリッド構成6モデル(G130、G150、G350、G370、G700、G900)、オールフラッシュ構成4モデル(F350、F370、F700、F900)で構成。ハイエンドモデルは、ハイブリッド構成2モデル(G1000、G1500)、オールフラッシュ構成1モデル(F1500)。

 VSPの直近の機能拡張では、ストレージ内での重複排除・圧縮のやり方を改善した。性能面で有利なポストプロセス方式と、容量削減の面で有利なインライン方式の2つを、更新データの性質に応じて自動的に切り替える。これにより、アクセス性能とストレージ容量の削減を両立させる。

 ポストプロセス方式は、いったんストレージにデータを書き込んでから重複排除・圧縮する。レスポンス性能を確保できるので、日々の業務運用に向く。一方、インライン方式は、キャッシュとストレージを同期させ、まずはキャッシュ上で重複排除・圧縮し、重複していないデータだけをストレージに書き込む。データの移行時や、バッチ処理時など、大量にデータを書き込む用途に向く。

Hitachi Virtual Storage Platformの概要
用途と機能SANストレージ
ラインアップミッドレンジモデル(全10モデル)と、ハイエンドモデル(全3モデル)で構成する。ハイブリッド構成の「VSP Gシリーズ」と、オールフラッシュ構成として価格を抑えた「VSP Fシリーズ」がある。Fシリーズは、GシリーズからILM(階層型ストレージ管理)機能やストレージ仮想化機能を省いている
直近の機能拡張ストレージ内での重複排除・圧縮のやり方を改善した。性能面で有利なポストプロセス方式と、容量削減面で有利なインライン方式の2つを、更新データの性質に応じて自動的に切り替えられる。これにより、アクセス性能とストレージ容量の削減を両立させる
ミッドレンジモデルの
ラインアップと価格
製品名物理容量価格(税別)出荷時期
F900約2835Gバイト~4132万6000円~2018年5月9日
F700約2835Gバイト~2626万2000円~
F370約1417Gバイト~1197万4000円~
F350約1417Gバイト~948万4000円~
G900約864Gバイト~3020万1000円~
G700約864Gバイト~1759万3000円~
G370約864Gバイト~1047万6000円~
G350約864Gバイト~657万6000円~
G150約864Gバイト~218万8000円~
G130約864Gバイト~134万8000円~2018年6月29日
発表日2018年5月9日
出荷日2018年5月9日から順次