ウェブ会議の環境が整えば、物理的に離れたところにいる顧客や同僚とのやり取りを密にできる。あらゆる場所に情報を伝達する“神経”を張り巡らせ、コミュニケーション活性化や業務効率化につなげる企業が増えている。

カメラ越しに店長の愚痴を聞く
ブックオフコーポレーション

 ブックオフコーポレーションがICTを使ったワークスタイル変革を進めている。情報共有基盤を刷新し、従業員の働き方を抜本的に見直している。ウェブ会議システムの導入はその一環だ。

 ブックオフは米国と韓国、フランスで11店舗の「BOOKOFF」を直営展開する。同社は海外店舗の収益拡大に向けて、「現地の本を、現地で買い取り、現地で売る」ビジネスモデルを推進している。従来は「日本の本を輸出し、現地で販売する」やり方が主流だった。ビジネスモデルを転換している最中ということもあり、日本と海外のやり取りは頻繁に発生する。

 こうした海外とのやり取りを一手に引き受けているのが、齋藤玲子海外事業部チーフマネージャー。齋藤チーフマネージャーは日本マイクロソフト(東京・港)のウェブ会議用ソフト「Lync」を活用し、現地で働く日本人スタッフや外国人の店長とやり取りを密接にしたり、出張費を大幅に削減したりしている。

ブックオフコーポレーションの齋藤玲子海外事業部チーフマネージャーはウェブ会議システムを使って、海外の店長と定期的にやり取りする
ブックオフコーポレーションの齋藤玲子海外事業部チーフマネージャーはウェブ会議システムを使って、海外の店長と定期的にやり取りする

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