富士通グループは2017年12月26日、個人向けPC「FMVシリーズ」の新製品を発表した。デスクトップPCの新モデルは「ESPRIMO FH90/B3」と「ESPRIMO FH52/B3」の2機種。Web限定モデルとしては10.1型タブレットの「arrows Tab WQ2/C1」を発売する。13.3型ノートPC「LIFEBOOK WU2/B3」にはタッチ対応モデルを追加した。

AIアシスタント「ふくまろ」を搭載

 個人向けFMVシリーズ向けの新機能として、独自開発のAIアシスタントの「ふくまろ」を搭載することを発表した(写真1)。PCに話しかけることでさまざまな機能を呼び出せる。キャラクターは「福を呼び込んでくれるだるま」をモチーフとした。

写真1●「ふくまろ」のキャラクター
(出所:富士通、以下同)
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 開発の経緯として、家の中では音声操作も恥ずかしくないことに着目。デスクトップPCが搭載する高性能なCPUやマイク、Webカメラを利用し、音声を用いてコンテンツの再生や家電の操作、室内の撮影を実行できるアシスタント機能を開発した。

 他社のスマートスピーカー製品との違いは音声認識の基本機能をクラウドではなくローカルで動かすことで、プライバシーに配慮した点だという。音声認識のトリガーとなるウェイクワードは「ふくまろ」など3種類を用意した。

 コンテンツ再生機能では、「ふくまろ、沖縄の写真を探して」と話すことでPCに保存してある写真の位置情報を参照し、沖縄の写真を表示する。音楽再生や録画番組の再生も可能だ。

 動体検知機能では、PCの前で動いたものをカメラで撮影し、スマートフォンに送信する。スマートフォン側からは、Skypeのチャットボットを介して自宅のPCに撮影を指示することが可能となっている。

 別売の「IRコマンダー」を利用することで、テレビやエアコン、照明といった家電を音声で操作できる(写真2)。IRの有効範囲は最大10m、水平方向最大360度、垂直方向最大180度。給電はPCなどのUSBポートを利用する。

写真2●IRコマンダー
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