レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは2017年12月13日、統合PCサーバーのハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(HCI)製品のラインアップを拡充すると発表した。新製品「Lenovo ThinkAgile SXN3000シリーズ」と「Lenovo ThinkAgile VXシリーズ」を同日発売した。

 SXN3000シリーズは、レノボの提携先である米ニュータニックス(Nutanix)のHCI管理ソフトウエアを搭載し、サーバーラック単位で提供するアプライアンスサーバーである。価格はラック(45Uか25Uサイズ)、サーバー4台、スイッチ3台込みで1500万円(税別)から。

ラック単位で提供するハイパーコンバージド・インフラ製品「ThinkAgile SXN3000シリーズ」
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 ソリューション・セールス本部の早川哲郎氏は「ラックにセットアップされた状態で提供するため、同一構成のHCI製品を個別に導入するのに比べて、6割程度の作業量削減を期待できる。サーバーの物理障害と仮想サーバーの障害を統合管理できる仕組みもあり、運用負荷を軽減できる」と説明した。

 VXシリーズは、Nutanixのライバルに当たる米ヴイエムウェアのHCI管理ソフト「VMware vSAN」を搭載したアプライアンスサーバー。価格は780万円(税別)から。

「VMware vSAN」を搭載した「ThinkAgile VXシリーズ」をラインアップに追加
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 ロバート・スチーブンソン社長は「当社はニュータニックスと戦略的提携をしているが、世の中全体のトレンドとして、1社の製品だけではお客様の要望をカバーしきれない。Nutanixと米マイクロソフトの『Azure Stack』に加えて、新たにvSANをラインアップに加え、主要HCIソフト3つをそろえた」と述べた。