「進化が著しい」医療画像のAI分析

 バービイ氏はヘルスケアの事業分野は他の業種に比べデジタル変革が遅れていると指摘する一方、医療を「量から質」へとする動きも紹介した。英国では不要・過剰な投薬を防ぐことで不正とコストを削減する事例も出てきているという。

 革新的なヘルスケアの実現には、データを活用できるシステムの構築・運用が不可欠だとする。そこにAIを使用することで、様々な診療データの高度な解析による新たな洞察の提供などが可能になるとした。

 中でも医療画像のAIによる分析は、「その技術的な進化が著しい分野だ」(バービイ氏)と述べる。背景には、専門医が不足し仕事量がオーバーフロー気味になっていることが挙げられる。既にX線写真はフィルムからデジタルに移行しており、バービイ氏は画像分析システムとの親和性の高さを指摘した。

インテルが定義するヘルスケア業界におけるデジタル基盤の構成要素
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画像処理に向けたツールキットやAI向け最適化ツールを提供
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 バービイ氏は、個別化医療や遠隔モニタリングなど、インテルがヘルスケアのデジタル改革を重要視していることを紹介し、記者説明会を終えた。

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