ダイキン工業が人工知能(AI)の技術に精通した技術者を育成する社内プログラム「ダイキン情報技術大学」を開講することが2017年11月28日までに分かった。日経コンピュータの取材に対して米田裕二執行役員が明らかにした。空調機から収集したデータなどをAIを使って分析できる「AI人材」を育てるのが狙い。3年以内に600人以上を育成する。

ダイキン工業の研究開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター」
画像提供:ダイキン工業
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 社内の技術者の受講を想定し、2017年12月にも開講する。大阪大学の教員を講師として招き、社内の研究開発部門と協力して独自カリキュラムを組む。講義のテーマはデータ解析や画像認識、自然言語処理、深層学習など、AIの応用に必要な内容を網羅する。月に3~4回の頻度で半日~1日の講義を行い、演習も用意する。

 AI関連のフレームワークやツールを使いこなして高度なデータ分析ができる人材を3年以内に100人育てる。ダイキンの都島良久テクノロジー・イノベーションセンター副センター長は「素養のある若手の技術者なら数カ月ほどで到達できる」とみる。これに加え、AIを使った製品やサービスを企画できる人材を500人育てる。