総務省は2017年10月30日、ITを使ってオフィス外で働く「テレワーク」の体験デモを報道関係者向けに披露した。野田聖子総務相がWeb会議システムを使い、北海道や東京都内の別のオフィスや病院などで働く会社員と話した。テレワークの導入やツールの利用を促す狙いがある。

 野田総務相は総務省内の執務室からノートPCとWeb会議システムを使って遠隔で働く会社員と会話。「テレワークと聞くと(自宅などで)一人で働いているイメージがあるが、あたかも隣にいるかのようだ」(野田総務相)と話した。

野田総務相がテレワークのデモを披露
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 Web会議システムは利用画面上に席や会議室などを表示し、職場を表現している。テレワークのデモ参加者が利用するPC端末はカメラを搭載しており、お互いの顔を撮影して表示しながら話せる。野田総務相は「少人数の会議なら(Web会議システムで)十分」と話した。会議のために職場まで移動する手間を省く効果も期待できる。

ノートPCのカメラが参加者の互いの顔を撮影し、利用画面上に表示
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 総務省や厚生労働省、経済産業省、国土交通省などで構成される「テレワーク推進フォーラム」は2017年11月をテレワーク月間と位置付けて普及を促している。