Datorama Japanは2017年10月25日、マーケティングに特化した同社のSaaS型BIツール「Datorama」に、エム・データのデータベースサービス「TVメタデータ」との連携機能を追加した。テレビ番組およびCMの放送時刻や番組内容とPOSデータなどを照らし合わせることで、広告やタイアップの効果を容易に分析できるようになる。

Datoramaのラン・サリグ共同創業者兼CEO
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 Datoramaサービスは、各種データを集計してグラフや表で可視化するBIツールの一種。データの組み合わせ方や可視化手法の選択を人工知能(AI)で支援し、マーケター自身が容易にダッシュボードを組み立てられるのが特徴だ。「5000以上のマーケティング関連データをAIが自動的に接続してくれる」(Datoramaのラン・サリグ共同創業者兼CEO)。

TVメタデータの概要。エム・データの梅田仁データライフログ総合研究所所長が説明
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 Datoramaの連携対象に加わるTVメタデータは「BIツールで使われるテレビ関連データの業界標準と言える存在」(エム・データの梅田仁データライフログ総合研究所所長)。東名阪エリアのテレビ局で放送された番組やCMの内容をテキスト化したデータベース。常時40人前後のスタッフが視聴し、出演者や放映された商品や場所、それらの登場回数と時刻などを記録する。

 Datoramaのユーザーは、TVメタデータのデータベースと、デジタル広告の露出数やSNSの投稿数、売り上げ金額といった各種指標を横断的に可視化・分析できる。例えばテレビCMの効果を日次で測定し、結果に応じて動画広告を追加投入する、といったリアルタイム性の高いマーケティング施策が可能になる。