スカパーJSATおよび同社の子会社である衛星ネットワーク(SNET)は、SNETの子会社であるエンルートの100%の議決権を取得した。スカパーJSATとSNET、エンルートが2017年10月24日に連名で発表した。

(出所:スカパーJSATと衛星ネットワーク、エンルート)

 SNETによる株式取得およびスカパーJSATによる第三者割当増資引き受けにより、10月20日付でエンルートのすべての議決権を取得した。今回の増資により、エンルートの資本金(資本準備金を含む)は4600万円から9億4600万円にまで増えた。

 これまでスカパーJSATは子会社のSNETを通じて、エンルートの66.7%の議決権を所有していた。ドローン事業は今後も急速な市場拡大が予測されることから、スカパーJSATはグループとしてのシナジー効果を期待して今回の出資を決定したとしている。

 エンルートは、ドローンの企画設計開発から製造、販売、保守、操縦士養成スクールまで一貫したサービスを提供する。日本国内における産業用マルチコプタータイプドローンのリーディングカンパニーという。

 今回の出資によってスカパーJSATグループは、ドローン活用分野の拡大に向けて、グループ一丸となって取り組む方針。顧客のニーズに合わせた高品質ドローンの量産体制を構築するとともに、スカパーJSATの宇宙・衛星事業の技術力を活用し、山間・島しょ部などの通信不感帯や見通し外飛行における技術的課題の衛星通信による解決、画像解析などのソリューションやサービス開発を加速するという。

[発表資料へ]