日本CAは2017年10月4日、特権IDアクセス管理の製品スイート「CA Privileged Access Management」の提供開始を発表した。中核製品の「CA Privileged Access Manager」(CA PAM)を使うと、特権IDを利用したサーバーや管理コンソールへの通信をCA PAMが仲立ちして、特権IDの利用を管理したり、セッションを録画したりする。

 これまで、日本CAは特権ID管理製品として「CA Privileged Identity Manager」(CA PIM)を提供していた。旧製品ではOSへのアクセスを管理対象としていたのに対し、新製品は仮想化基盤のコンソール、IaaSやSaaSのコンソールへのアクセスなども管理対象にした。「クラウドやIoT(Internet of Things)の進展で、管理すべき特権IDは増え続けている」(四宮康典セキュリティ・ソリューション営業部部長)というのが背景にある。

日本CAの反町浩一郎代表取締役社長
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 価格の目安は最小構成で200万円から。VMware仮想化基盤上の仮想アプライアンスまたはAmazon Web Services(AWS)上のマシンイメージの形態で提供する。日本CAの反町浩一郎代表取締役社長は「3年で1000社の獲得を考えている」と目標を掲げた。既存の特権IDアクセス管理製品のユーザーや、CAの他製品の顧客に売り込む。