新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)は2017年10月3日、同社のシステム研究開発センター内に「AI研究開発センター」を同月に設置したと発表した。人工知能(AI)研究に関する研究グループの連携を強化する狙いだ。

 「最適化や自然言語処理など、AIの関連技術を開発してきた。企業のAIサービスへのニーズが高まっている背景から、これらの関連技術を横串にすることで幅広い分野に対応できるようになる」とNSSOLの技術本部 システム研究開発センターの齋藤聡所長は話す。

AI研究開発センターの活動イメージ
(出所:新日鉄住金ソリューションズ)
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 システム研究開発センター内の各研究グループが、AI研究の連携を図れるようにする。AI活用の前段階であるデータ整理についても、基盤やアプリケーションと一体で提供できるようにする。

 システム研究開発センターは、ディープラーニングや最適化、データ分析など10の研究グループで構成される。社員約110人、パートナー約90人の計200人ほどの研究者がおり、このうち約40人がAI研究開発センターと兼務する。「人数は順次増やしていく予定」とNSSOLの技術本部 システム研究開発センター AI研究開発センターの馬場俊光センター長は話す。

 NSSOLのシステム研究開発センターはこれまで、AIに関する技術や関連サービスなどを開発してきた。例えば、製造業向けの部品調達物流の最適化、AI研究者支援ソフト「KAMONOHASHI」などがある。