セールスフォース・ドットコムは2017年9月21日、マイナンバー制度の個人向けWebサイト「マイナポータル」のうち、電子申請機能を担う「ぴったりサービス」機能の基盤に同社製品が採用されたと発表した。

セールスフォース・ドットコム製品が採用されたマイナポータルの「ぴったりサービス」
(出所:内閣府)
[画像のクリックで拡大表示]

 マイナポータルは2017年秋以降の本格稼働を予定しており、ぴったりサービスは既に稼働している。ぴったりサービスでは、地域や「子育て」などの分野を指定すると、全国約1700自治体が提供している電子申請サービスを横断して比較・検索でき、申請手続きなどができる。

 システム構築を担当した内閣官房は、国民のニーズや技術動向に柔軟に対応するために「Salesforce Community Cloud」「Salesforce Service Cloud」「Salesforce Platform」を採用。アジャイル開発手法を使って、契約から6カ月で稼働にこぎつけたという。システム自体はその後内閣官房から内閣府へ移管されている。

 マイナポータルは、ユーザーインタフェースの不備などの理由から、本格稼働を延期した経緯がある。

 政府は開発手法の見直しも含めて体制の見直したうえで、国民への普及を図る。