国や自治体が管理する個人情報をマイナンバーで結び付ける情報連携とマイナポータルの試行運用が2017年7月18日、スタートした。2017年秋ごろからの本格運用を予定している。

 マイナンバー制度の個人向けポータルサイトである「マイナポータル」も試行運用を開始した。

図●マイナポータルのトップ画面
(出所:内閣府番号制度担当室)
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 希望者に配布するマイナンバーカードを持ち、PCにカードリーダーをつないでログインすれば、国の行政機関や自治体などが保有する情報や、やりとりされた履歴の確認のほか、一人ひとり向けのお知らせ機能を利用できる()。

 マイナポータルと国税電子申告・納税システム(e-Tax)、民間送達サービス(MyPost)の間で認証連携することで、マイナポータルからe-Taxへのログインや、マイナポータルのお知らせ機能で民間送達サービスに届いた資料を確認できる。

 マイナンバーカードを持っていない場合でも、一部の自治体では「ぴったりサービス(サービス検索・電子申請機能)」で子育てに関する行政サービスの検索や地域比較が可能になっている()。

図●マイナポータルの行政サービス比較画面
(出所:内閣府番号制度担当室)
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 内閣官房は本格運用に向けて2017年9月末ごろに「Windows版マイナポータルログインアプリ」をリリースする予定で、セットアップを簡素化してJava実行環境のインストールも不要になる。インターネットエクスプローラー(IE)以外にも「ある程度シェアがあるブラウザーへの対応もめどが立ちつつある」(楠正憲・政府CIO補佐官)という。