日本IBMは2017年7月14日、データベース製品に関する報道関係者とITアナリスト向け説明会を開いた。2017年6月22日(ドイツ現地時間)に米IBMが発表したデータベース製品のブランド名「Db2」などを説明した。

 Db2はIBMが提供するRDB(リレーショナルデータベース)を指す新ブランド名。メインフレームやPCサーバー向けに提供していた既存ブランドである「DB2」に代わるものだ。「dashDB for Transactions」としていたクラウド上のデータベースサービスは「Db2 on Cloud」になった。IBMは全てのRDBをDb2ブランドに統合する。

 米IBMのレミー・マンドン バイスプレジデントは「データを保存する場所が変わってもDb2が同じように使えるようになる」と開発方針を話した。Db2に統合したデータベース群は「Common Analytics Engine」と呼ぶデータ処理エンジンを採用する。狙いはサーバーの種類を変えたりオンプレミスからクラウドに移したりとITインフラを変更した場合に、SQLクエリーを書き換える手間を減らすこと。今後の開発でDb2ブランドのデータベース間でSQLクエリーの互換性を高めていく。

米IBMのレミー・マンドン バイスプレジデント
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 説明会では監査や規制対応向けにデータ操作履歴などを収集するツールや、深層学習向けサーバーの開発方針なども紹介した。