ジュピターテレコム(J:COM)は2017年4月24日、地域情報アプリ「ど・ろーかる」を同日にリリースしたと発表した。様々な地域情報を、このアプリを通じてスマホやタブレットに提供していく。

図●地域情報アプリを投入
(出典:ジュピターテレコム、以下同)
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 新アプリではコミュニティチャンネルで放送している地域のニュースや特別番組をライブ配信する。地図上に情報の発信拠点をピンでマッピングする。地図上のピン、あるいはコンテンツリストから所望の情報を選ぶことで、利用者は各地の地域情報を閲覧できる。

図●地図上に情報の発信拠点をピンでマッピングして提供
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 提供コンテンツは「ライブカメラ」「デイリーニュース」などを予定する。ライブカメラは、各地に設置された全国52台のライブカメラ映像を高画質で配信する。天気カメラ(23台)、河川・海岸カメラ(9台)、交通カメラ(20台)である。カメラは順次増設していく予定。

図3●提供するコンテンツの中身
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 「デイリーニュース」はJ:COMが全国各地(43拠点)で地域密着ニュース番組として放送している「デイリーニュース」を同時配信するもの。このアプリを通じて、居住地だけでなく全国各地のニュース番組を閲覧できる。ニュースはアーカイブされ、過去1週間分のニュースも閲覧できる。

 「特番・ライブ」(ライブ配信)では、花火大会やお祭りなど地域の特別番組を配信していく。5月は府中、小田原、浅草のお祭りを取り上げる予定。

 「ご当地VIEW」 (アーカイブ配信)では、各地の「街と風景」を紹介する短尺(1分と3分)の動画を制作して配信する。現在八つの街(八王子、横浜、伏見、箕面、宝塚、東大阪、神戸、堺)を配信しており、今後順次増やしていく予定。

 「広報」(アーカイブ配信)として、自治体から受託した広報番組を広くアプリで伝えていく。

 J:COMがコミュニティチャンネルで力を入れている番組「ご当地人図鑑」(各地域のさまざまなフィールドで活躍する人を紹介する対談番組)のアーカイブも配信する。4月21日時点で、1058人分のインタビュー番組をアーカイブ化した。

 今後の展開としては、防災情報のプッシュ通知機能、SNS連携機能、広告機能、インバウンド対応機能などを予定している。

図4●今後のコンテンツ拡充予定
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 J:COMは地域メディアとしてコミュニティチャンネルを通じた情報発信の強化を、2015年以降、組織体制の見直しを含めて進めてきた。今回、視聴スタイルが多様化するなかで、新たな視聴媒体による情報発信の必要性を喫緊の課題と捉えて、地域情報アプリをリリースすることにしたという。

 アプリの利用料は無料。非加入者でもJ:COMのネットワークに接続されている世帯でコミュニティチャンネルの放送を視聴できるのと同様に、このアプリは誰でもダウンロードして利用することが可能。J:COMは、早期に数百万規模の利用者獲得を目指す方針。

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