アマネク・テレマティクスデザインは2017年3月3日、デンソーが提供するカーナビ連携用アプリ「NaviCon」と組み合わせて、モビリティ向けデジタルラジオ放送局「Amanekチャンネル」の番組内で紹介したスポットの位置座標データをカーナビに転送し、目的地や経由地を設定できるサービスを開始したと発表した。

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(発表資料から)

 NaviConは、スマートフォンなどで探した場所をワンタッチでカーナビの目的地として設定できるアプリ。デンソーは2016年12月に、NaviCon対応カーナビが500モデルを超え、累計出荷台数も約1000万台に達したと発表した。

 同アプリは他社のアプリやWebサイトから地点情報を受け取るためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を公開しており、500本を超える様々な位置情報アプリで検索した地点を各社のカーナビに転送する。2016年からはガイドブックやパンフレットといった紙媒体に印刷されたQRコードから位置情報を読み取ってカーナビに送るサービスも開始している。

 今回、放送に初めて対応する。Amanek放送対応により、旬な位置情報をリアルタイムで扱ったり、走行地点に応じたダイナミックな位置情報の展開、危険箇所の通知を含む予防安全への寄与などを期待できるとする。

 Amanekチャンネルでは、番組内で紹介する「道の駅情報」などのドライブ・観光情報とともに、紹介したスポットの位置座標データを放送番組と一緒に配信する。リスナーは「Amanekチャンネルアプリ」を使って位置座標データも同時に受信。アプリ内の受信データ一覧から紹介スポットを選び、「NaviConに送る」をタップすると、NaviCon対応のカーナビに位置座標データを転送、目的地を簡単に設定できるようになる。

 同チャンネルは、日本初のモビリティ向けデジタルラジオ放送局として、V-Lowマルチメディア放送「i-dio」(車載対応の外付けチューナー「TunerBox」を販売中)によるクルマ向けラジオ放送と、ネットによる同放送のサイマル配信を展開する。

 今回のNaviCon連携では、放送波およびサイマル配信の両方で位置情報を提供。番組で提供される位置座標データは、放送後も聴いていたAmanekチャンネルアプリ内に保存される。

 サービスの提供開始に合わせ、Amanekチャンネルは「道の駅」を紹介する番組を開始。今後は、様々なコンテンツを位置座標データとともに放送していく予定という。

 アマネク・テレマティクスデザインは今回の「Amanekチャンネルアプリ」のアップデートに合わせて、クルマのハンドルスイッチやカーナビで選局、音量調整ができる機能を追加した。

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