「スマートウオッチの未来を固く信じている」――。カシオ計算機は2018年2月8日、Android Wearを搭載したスマートウオッチ「WSD-F20」向けに、アプリ開発会社9社とオフィシャルパートナー契約を結んだことを発表した。

カシオ計算機はパートナー契約を結んだ各社とスマートウオッチ市場におけるシェア拡大を目指す
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 スマートウオッチといえば、米アップルの「Apple Watch」がかろうじて存在感を示しているニッチ市場というイメージが強い。だがカシオの調査では、「2014年の登場以来、順調に伸びている。(WSD-F20のような)GPSを持つ独自OSの市場はトータルで1.5兆円になる」(伊東重典専務)。そのスマートウオッチ市場で「世界最強ブランドのG-SHOCKを受け継ぐ遺伝子を生かし、タフに使ってもらえる」(同)ことを武器に存在感を示したい構えだ。

カシオの調査によるとスマートウオッチ市場は1.5兆円に達し、GPSスポーツ端末はさらに成長が見込めるという
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 スマートウオッチ市場は既にアーリーアダプター向けの初期段階を脱し、「自分の目的に合ったものを選ぶ第2ステージに入っている」(伊東専務)という。その第2ステージで重要となるのがアプリと考え、今回のパートナー契約の締結に至った。

 スマートウオッチの便利な点は、スマートフォンを取り出しづらい状況でも、すぐに情報が確認できること。例えば、トレッキングの際にスマホを取り出さなくても現在地周辺の地図を表示したり、自分の歩いたコースを自動的に記録したりしてくれる。こうした様々なアプリを用意することで、スマートウオッチの応用分野は広がる。

 今回提携したアプリは、ViewRanger(登山)、HOLE19(ゴルフ)、Glassy Surf Report(サーフィン)、Ski Tracks(スキー/スノーボード)、FISHBRAIN(スポーツフィッシング)、MySwimPro(水泳)、EQUILAB(馬術)、Exercise Timer(フィットネス)、Zombies, Run!(ランニング)――の9種類。