システム開発会社のビーブレイクシステムズは2018年2月8日、経営者や役員、社員1103人を対象に実施した「業務システムに関する実態調査」の結果を発表した。社内会議で使用する経営レポート(部門P/L[損益計算書]や売上予測など)に関して尋ねたところ、作成にかかる作業時間は「10分未満」から「20時間以上」まで様々という実態が判明したという。

 経営レポートの作成方法を尋ねたところ、最も多かったのは「Excelや業務システムから出力したデータを手作業で加工して作成」(21.2%)。ここでいう「手作業で加工」には主にExcelを使うとみられる。

経営レポートの作成方法
出所:ビーブレイクシステムズ
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 2番目に多かったのは「Excelや業務システムから出力したデータをBIツールなどに取り込んで作成」(13.3%)。「分からない・答えられない」(31.7%)を除いた比率を見ると、これら2つの回答を合わせてほぼ半数になる。「業務システムからレポートそのものを出力」(10.7%)が続く。

 経営レポートの作成時間で最も多かったのは「1時間以上5時間未満」(27.9%)で「30分以上1時間未満」(18.8%)が続く。

経営レポートの作成にかかる作業時間
出所:ビーブレイクシステムズ
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 全体を見ると「10分未満」(4.6%)から「20時間以上」(2.1%)まで幅がある。経営レポートの質や量は企業により異なるので一概には言えないが、前問と併せると経営レポート作成は効率化の余地が大きいと言えるだろう。

 調査は2017年11月23日から11月24日にかけてインターネットで実施した。回答企業の規模は示していないが、業務システムとして「財務会計」を導入している企業は35.0%(「分からない・答えられない」を除いた割合)にとどまっており、中小以下の割合が高い可能性がある。