中国Alibaba Group(阿里巴巴集団)は現地時間2017年1月9日、同社のJack Ma(馬雲)会長がDonald Trump次期米大統領と同日面会したことを明らかにした。米国の中小事業者の中国向け販売を支援することにより、向こう5年間で米国内に100万人分の雇用を創出する計画について話し合ったという。

Business Insider

 Alibabaの公式英語ブログ「Alizila」によると、Ma氏とTrump氏はニューヨークのTrump Towerで約40分にわたって会談。米国の中小事業者が中国をはじめとするアジアに商品やサービスを販売するのを促すことについて意見を交わした。

 Alibabaが運営するオンラインマーケットプレイスでは約1000万の販売事業者が中国消費者に商品を提供し、これによって中国だけで3000万人分以上の雇用を創出していると、Alibabaは主張。中国の若者や中産階級のあいだで米国製品の需要が高まっており、Ma氏は「中国消費者が希望の米国製品を購入できれば、それは米国の雇用確保と輸出増加につながる」との考えを以前より示している。

 複数の米メディア(ComputerworldCNET)の報道によると、Ma氏は特に、米国中西部などの農産物、衣料品、果物、ワインを対象に挙げた。

 会談後、取材記者に対してTrump氏は「Jackと私は中小事業者のために偉大なことをするつもりだ」と答え、Ma氏は「当社のプラットフォームを介した中国や東南アジア向け輸出の支援について話し合った」と述べた。

[発表資料(Alizila)]