ディー・エヌ・エー(DeNA)は2016年11月4日、2016年4~9月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.2%増の765億1300万円、営業利益は同33.7%増の152億1900万円で増収増益だった。

 主力のゲーム事業は前年同期に比べ減収減益だったものの、スポーツ事業と新規事業が好調だったことが増収増益に影響した。

写真●DeNAの守安功代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)
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 スポーツ事業は、横浜DeNAベイスターズの主催試合の入場者数増加が増収に貢献。下期はシーズンの関係で減収が予想されるが、通期では黒字となる見通しである。新規事業は、女性向けファッションメディア「MERY」などキュレーションプラットフォーム事業の売上が拡大。守安功代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)は、「キュレーションプラットフォーム事業は、利用者数や売上高が想定より早いペースで伸びている。今後も安定的な増収を見込んでいる」と話す。

 今後のゲーム事業については、任天堂との協業に積極的にリソースを割く方針。同社との協業では、2016年12月配信予定の「Super Mario Run」のほか、今年度中に2タイトルの配信を予定している。

 新規事業のうち、自動運転やカーシェアなどから成るオートモーティブ分野については、「重視しているのはタクシーやバス、貨物の自動運転関連。技術開発ではなくサービスを組み立てていく部分へ投資していく。カーシェアはまだ規模が小さいが、利用者のコミュニティが着実に育っており可能性を感じている」(守安社長兼CEO)。