雪かきスコップ用IoTデバイス「Dig-Log(ディグログ)」
(出所:博報堂アイ・スタジオ)
[画像のクリックで拡大表示]

 博報堂アイ・スタジオは2016年3月8日、雪かきスコップ用IoTデバイス「Dig-Log(ディグログ)」を開発し、米国テキサス州で3月13~15日に開催される展示会「SXSW Trade Show 2016」に出展すると発表した。これまで重労働だった雪かきを、ウィンタースポーツのように楽しめるように変化させ、過疎の豪雪地帯の人手不足の解消などに役立てることができるという。

 既存の雪かきスコップの取り付けできるアタッチメント式の感圧センサー。除雪した雪の重さや消費カロリーを算出し、連動したスマートフォンアプリで記録したり競い合ったりできる。博報堂アイ・スタジオのデジタルクリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」と博報堂の「スダラボ」、長岡技術科学大学・工学部の上村靖司教授との共同開発。

 実用事例として、長野県長野市鬼無里で2月20~21日に開催された雪かき講習イベント「越後雪かき道場 in 鬼無里」(主催:NPO法人中越防災フロンティア)で、雪かきをスポーツエンターテインメント化する新しい試みを実施。参加者から「どれだけ除雪したか分かるので、やる気になる」「消費カロリーが分かるのはうれしい」「有意義な取り組み、これで若い人がもっと雪かきをしてくれるようになればありがたい」などの高評価を得たという。

 今後は、豪雪地域に限定したアプローチだけではなく、土砂の運搬などスコップを活用するさまざまなシーンでの利用可能性を視野に、新しい体験価値を提案していく。

博報堂アイ・スタジオのWebサイト